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2019年3月更新の素材情報データベース

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2019年3月1日〜26日の素材情報の更新は下記の通りです。

●「キトサン」有効性:肥満 (190326)
・肥満の成人116名 (18〜65歳、試験群61名、ドイツ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、食事制限とともにキトサン400 mg含有の錠剤4錠×2回/日を12週間摂取させたところ、血清LDLコレステロール値が低下した。一方、体重、BMI、総コレステロール値、HDLコレステロール値 、コレステロール吸収マーカー (カンペステロール、シトステロール、コレスタノール) 、コレステロール合成マーカー (ラソステロール、ラノステロール、デスモステロール) 、胆汁酸合成マーカー (7α-ヒドロキシコレステロール、27-ヒドロキシコレステロール) に影響は認められなかった-(PMID:29324705)
(PMID:29324705) Nutrients. 2018 Jan 11;10(1).


●「ブラックコホシュ」安全性:危険情報 (190326)
<被害事例>
・39歳初産の妊婦 (妊娠期間38週5日、アメリカ) が自宅出産時に分娩の進行を促すためにブラックコホシュを数回摂取したところ、意識障害、昏睡状態を生じ緊急搬送された。低カリウム血症が認められ、帝王切開により出産。加療により回復した (PMID:26989565)
(PMID:26989565) AJP Rep. 2016 Mar;6(1):e121-4.


●「乳清」有効性:その他 (190325)
・2015年11月までを対象に2つのデータベースで検索できた無作為化比較試験8報 (検索条件:年齢≧18歳) について検討したメタ分析において、健常者による長期間 (1週間以上、2報) の乳清タンパク質の摂取は、自己評価による食欲 (composite appetite score) を低減させた。一方、短期間 (5報) の摂取では影響は認められなかった (PMID:29072167)
(PMID:29072167) Clin Nutr ESPEN. 2017 Aug;20:34-40.


●「クサノオウ、ヨウシュクサノオウ、グレーターセランディン、ドオウレン」安全性:危険情報 (190325)
<被害事例>
・ヨーロッパで報告されているクサノオウ摂取による肝機能障害事例21件 (男性3名、女性18名) について解析したところ、被害者の平均年齢は45歳であり、CIOMS(国際医学団体協議会)における因果関係評価は、”highly probable”が2件、”probable”が6件、”possible”が10件、”excluded”が3件であった (PMID:22189691)
(PMID:22189691) Eur J Gastroenterol Hepatol. 2012 Mar;24(3):270-80.


●「ヘスペリジン」有効性:糖尿病・内分泌 (190322)
・II型糖尿病患者60名 (試験群31名、平均51.3±8.6歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ヘスペリジン 500 mg/日を6週間摂取させたところ、収縮期血圧、平均血圧、炎症マーカー (TNF-α、IL-6) 濃度の低下が認められた。一方、拡張期血圧、総抗酸化能、高感度CRPに影響は認められなかった (PMID:29468764)
(PMID:29468764) Phytother Res. 2018 Jun;32(6):1073-1079.


●「チコリー」「イヌリン」有効性:消化系・肝臓 (190320)
・中程度の腹部不快感を有する成人36名 (20〜70歳、試験群18名、スペイン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、チコリー由来のイヌリン4 g×2回/日 (朝夕食時) を4週間摂取させたところ、糞便中のビフィズス菌量が増加した。一方、腹部症状 (腹部の張り、膨満感、腹鳴、鼓腸、腹部不快感/症状、消化の良好状態)、排便習慣 (結腸通過時間、排便回数、便の硬さ) 、ガス注入試験結果 (ガス貯留量、腹部感覚評価) に影響は認められなかった (PMID:27680592)
(PMID:27680592) J Clin Gastroenterol. 2017 Aug;51(7):619-625.


●「ブラックコホシュ」安全性:危険情報 (190320)
<一般>
・ブラックコホシュとの関連が疑われる肝機能障害事例22件 (女性21名、性別不明1名) について解析したところ、CIOMS(国際医学団体協議会)における因果関係評価は、”unlikely”が6件、”excluded”が16件であった。また、Naranjo有害事象因果関係判定スケールでは、“possible”が6件、“unlikely”が16件であった (PMID:21702069)
(PMID:21702069) Pharmacoepidemiol Drug Saf. 2011 Jun;20(6):567-82.


●「ビタミンD」有効性:循環器・呼吸器 (190319)
・高血圧で血中ビタミンD濃度の低い (25-OH-D<30 ng/mL) 成人200名 (試験群100名、平均60.5±10.9歳、オーストリア) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ビタミンD3を2,800 IU/日、8週間摂取させたところ、24時間血圧、血漿HDL-コレステロール値、HOMA-IR (PMID:25801871) 、血中アルギニン濃度 (対称性ジメチルアルギニン、非対称性ジメチルアルギニン、L-アルギニン/非対称性ジメチルアルギニン比) (PMID:28027911) に影響は認められず、血中トリグリセリドの増加が認められた (PMID:25801871)
(PMID:28027911) J Steroid Biochem Mol Biol. 2018 Jan;175:157-163.

※マーカー部追記


●「レスベラトロール」有効性:循環器・呼吸器 (190318)
・血管内皮機能障害を有する高血圧症患者24名 (平均54±1歳、ブラジル) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、降圧薬による治療を継続中に、trans-レスベラトロール300 mgを単回摂取させたところ、摂取1.5時間後の上腕動脈の血流依存性血管拡張反応 (FMD) 、上腕血圧 (拡張期、収縮期、平均、脈圧)、心拍数、大動脈増大圧 (AP) 、増大圧係数 (AIx) 、中心血圧 (収縮期、脈圧) に影響は認められなかった (PMID:29431520)
(PMID:29431520) Clin Exp Hypertens. 2018;40(3):218-223.


●「クロム」有効性:糖尿病・内分泌 (190315)
・2017年4月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験6報 (検索条件:期間≧8週、人数≧10名) について検討したメタ分析において、多嚢胞性卵巣症候群の女性によるクロムサプリメントの摂取は、HOMA-IR (2報) の低下と関連が認められた。一方、BMI (4報) 、インスリン濃度 (5報) 、空腹時血糖値 (4報) 、QUICKI (2報) 、黄体ホルモン (3報) 、卵胞刺激ホルモン (3報) 、プロラクチン (2報) 、コレステロール値 (2報) 、トリグリセリド値 (2報) に影響は認められず、遊離および総テストステロン濃度 (各3報) が上昇した (PMID:28929602)
(PMID:28929602) J Obstet Gynaecol Res. 2018 Jan;44(1):134-143.


●「クランベリー」有効性:生殖・泌尿器 (190314)
・2017年7月までを対象に2つのデータベースで検索できた無作為化比較試験7報 (検索条件:年齢≧18歳) について検討したメタ分析において、尿路感染症の既往歴がある女性によるクランベリーの摂取は、再感染リスクを低下させたが、試験によるばらつきが大きかった (PMID:29046404)
(PMID:29046404) J Nutr. 2017 Dec;147(12):2282-2288.


●「n-3系不飽和脂肪酸」有効性:循環器・呼吸器 (190313)
・高トリグリセリド血症患者201名 (試験群97名、平均59.7±10.8歳、韓国) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ロスバスタチンとともに、n-3系不飽和脂肪酸4 g/日 (DHA 1,520 mg/日、EPA 1,840 mg/日含有) を8週間摂取させたところ、ロスバスタチン単独服用と比較して、血中トリグリセリド、non-HDLコレステロール、総コレステロール、VLDLコレステロール、ApoA、ApoBの低下量の増大が認められた (PMID:29223557)
(PMID:29223557) Clin Ther. 2018 Jan;40(1):83-94.


●「ホップ、セイヨウカラハナソウ、ヒシュカ」(190312)
全体見直し。


●「チョウセンアザミ、アーティチョーク」有効性:消化系・肝臓 (190312)
・非アルコール性脂肪性肝疾患患者89名 (試験群49名、平均45.2±11.8歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、の乾燥チョウセンアザミ葉抽出物200 mg×3回/日 (シナリン2 mg×3回/日含有) を8週間摂取させたところ、BMI、腹囲、血清脂質 (総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、non-HDLコレステロール、トリグリセリド) 、総ビリルビン濃度、尿酸値、収縮期血圧の低下、肝静脈血流の増加、門脈径および肝サイズの縮小、肝機能 (ALT、AST、AST/ALT比、APRI) の改善が認められた。一方、拡張期血圧、抱合型ビリルビン濃度、糖代謝指標 (血糖値、インスリン、HbA1c) に影響は認められなかった (PMID:29520889)
(PMID:29520889) Phytother Res. 2018 Jul;32(7):1382-1387.


●「アマ、アマニ、アマニ油」(190311)
全体見直し。


●有効性:糖尿病・内分泌 (190311)
クルクミン
・2017年7月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験9報 (検索条件:期間≧4週、年齢>18歳) について検討したメタ分析において、クルクミンの摂取は、空腹時血糖値 (5報) 、HbA1c (4報) を、クルクミノイドの摂取は、空腹時血糖値 (4報) を低下させたが、いずれも試験によるばらつきが大きかった。一方、クルクミノイドの摂取はHbA1c (3報) に影響を与えなかった (PMID:28928074)
アキウコン
・2017年7月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験2報 (検索条件:期間≧4週、年齢>18歳) について検討したメタ分析において、ウコンの摂取は、空腹時血糖値に影響を与えなかった (PMID:28928074)


●「ヨモギ、マグワート (オウシュウヨモギ) 」安全性:危険情報 (190308)
・49歳男性 (スイス) が、オウシュウヨモギの茶1 L/日を3年間摂取したところ、躁症状を呈し、茶に含まれていたツヨン (thujone) が原因と考えられた (PMID:30044501)
(PMID:30044501) J Food Sci. 2018 Aug;83(8):2257-2264.


●「ビタミンB12」「葉酸」有効性:循環器・呼吸器 (190307)
・高ホモシステイン血症の高齢者2,919名 (試験群1,461名、平均74.0±6.6歳、オランダ) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ビタミンB12を500μg/日、葉酸を400μg/日、2年間摂取させたところ、収縮期血圧、拡張期血圧、脈波伝播速度 (PWV) 、頸動脈の内膜中膜厚 (IMT) 、心血管疾患リスク (PMID:26147383) 、身体機能 (3 m歩行、椅子立ち上がり、タンデム肢位) 、握力、転倒発生までの期間 (PMID:26412463) に影響は認められなかった。このうち、血管内皮機能および炎症マーカーの測定を行っていた522名 (試験群271名、平均72.4±5.7歳) を対象とした2次解析では、いずれの炎症マーカー (ICAM-1、VCAM-1、VEGC、SAA、CRP) にも、影響は認められなかった (PMID:26774115)

(PMID:26774115) Vasc Med. 2016 Apr;21(2):91-8.

※マーカー部追加


●「マグネシウム」「亜鉛」「カルシウム」「ビタミンD」有効性:生殖・泌尿器 (190306)
・多嚢胞性卵巣症候群の女性60名 (試験群30名、平均23.8±5.7歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、マグネシウム100 mg×2回/日、亜鉛4 mg×2回/日、カルシウム400 mg×2回/日、ビタミンD 200 IU×2回/日を12週間摂取させたところ、多毛の指標 (mF-G score) 、血中マロンジアルデヒド、高感度CRP、総テストステロンの低下および総抗酸化能の増加が認められた。一方、遊離アンドロゲン指標、血中グルタチオン、一酸化窒素、性ホルモン結合グロブリンに影響は認められなかった (PMID:28668998)
(PMID:28668998) Biol Trace Elem Res. 2018 Mar;182(1):21-28.


●「ノニ」安全性:危険情報 (190305)
・56歳女性 (スペイン) が、サプリメントとともにノニジュースを摂取していたところ (摂取量、期間不明) 、腹痛、吐き気、皮膚粘膜の黄染を生じ、劇症肝炎と診断された。入院3週目に症状が悪化、急性肝不全に進行し、肝移植を要した。因果関係評価のRUCAMスコアがprobableであったため、サプリメントとノニの摂取が原因と考えられた (PMID:25824932)
(PMID:25824932) Rev Esp Enferm Dig. 2015 Apr;107(4):247-8.


●「乳酸菌、ビフィズス菌など」安全性:危険情報 (190304)
・腸閉塞のため小腸切除の手術歴があり、短腸症候群のため3歳時よりロペラミド (止瀉薬) 、タンニン酸アルブミン、Bifidobacterium、4歳時よりBifidobacteriumの代わりにラクトミン (乳酸菌製剤) 1 g/日を服用していた5歳の女児 (日本) が、貧血治療のための鉄剤による下痢悪化のためラクトミンを2 g/日に増量して2週間摂取したところ、四肢の運動失調、意識障害を生じた。短腸症候群による炭水化物の吸収不良と、乳酸菌由来のD-乳酸を原因とする乳酸アシドーシスと診断され、ラクトミンの摂取中止と加療により改善した (PMID:19917522)
(PMID:19917522) Brain Dev. 2010 Sep;32(8):691-4.


●「コーヒー」有効性:循環器・呼吸器 (190301)
・重度の皮膚乾燥と鱗屑を有する成人女性31名 (試験群16名、平均31.1±3.7歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、クロロゲン酸類を主成分とする生豆由来コーヒーポリフェノール297.8mg/日を4週間摂取させたところ、顔面頬部の皮膚の乾燥度の低減が認められた。一方、口周囲部の乾燥度、皮膚の滑らかさの主観評価および寒冷ストレス後の皮膚温度の回復に影響は認められなかった (PMID:29225313)
(PMID:29225313) J Nutr Sci Vitaminol (Tokyo). 2017;63(5):291-297.



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