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2019年2月更新の素材情報データベース

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2019年2月の素材情報の更新は下記の通りです。

●「セレン」有効性:循環器・呼吸器 (190228)
・2016年9月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験18報について検討したメタ分析において、成人によるセレンサプリメントの摂取は、血清CRP値 (4報) の低下、グルタチオンペルオキシダーゼ活性 (4報) の上昇と関連が認められたが、試験によるばらつきが大きかった。一方、冠動脈性心疾患による死亡率 (8報) 、血中脂質濃度 (HDLコレステロール (8報) 、LDLコレステロール (7報) 、総コレステロール (6報)) に影響は認められなかった (PMID:28965605)
(PMID:28965605) J Trace Elem Med Biol. 2017 Dec;44:8-16.


●「ビタミンD」有効性:脳・神経・感覚器 (190227)
・自閉症スペクトラム障害の小児109名 (試験群55名、平均5.3±1.9歳、エジプト) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ビタミンD3 300 IU/kg/日 (上限5,000 IU/日) を4ヶ月間摂取させたところ、小児自閉症評定尺度 (CARS) 、異常行動チェックリスト (ABC) 、対人応答性尺度 (SRS) 5項目中3項目、自閉症治療評価チェックリスト (ATEC) 4項目中3項目において改善が認められた (PMID:27868194)
(PMID:27868194) J Child Psychol Psychiatry. 2018 Jan;59(1):20-29.


●「ザクロ」有効性:糖尿病・内分泌 (190226)
・2017年2月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験16報 (検索条件:年齢≧18歳、期間≧1週) について検討したメタ分析において、ザクロの摂取は、空腹時血糖値 (15報) 、インスリン濃度 (8報) 、HOMA-IR (7報) 、HbA1c (3報) に影響を与えなかった (PMID:28985741)
(PMID:28985741) Nutr J. 2017 Oct 6;16(1):67.


●「EPA (エイコサペンタエン酸) 」「DHA (ドコサヘキサエン酸) 」有効性:脳・神経・感覚器 (190225)
・常用喫煙者48名 (試験群25名、平均29.6±6.4歳、イスラエル) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、EPA 542 mg、DHA 408 mg含有カプセル5粒/日を30日間摂取させたところ、喫煙への渇望の尺度(TCQ-SF)が低下した。一方、一日の喫煙本数 (Cigarettes Per Day) に影響は認められなかった (PMID:24899596)
(PMID:24899596) J Psychopharmacol. 2014 Aug;28(8):804-9.


●「オオアザミ」有効性:消化系・肝臓 (190222)
・非アルコール性脂肪性肝疾患 (NAFLD) 患者99名 (試験群49名、平均49.6±12.7歳、マレーシア) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、シリマリン700 mg×3回/日を48週間摂取させたところ、肝線維化および血中トリグリセリドの減少が認められた。一方、肝細胞の脂肪化、小葉の炎症、肝細胞の風船様変性、NAFLD activity score、体重、糖代謝指標 (空腹時血糖値、HbA1c、HOMA-IR) 、血清脂質 (総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール) 、肝機能 (ALT、AST、GGT) 、NAFLD診断の指標 (APRI、FIB-4、NAFLD fibrosis score) 、肝脂肪量、肝弾性度に影響は認められなかった (PMID:28419855)
(PMID:28419855) Clin Gastroenterol Hepatol. 2017 Dec;15(12):1940-1949.


●「チャ (茶)」有効性:免疫・がん・炎症 (190221)
・2015年12月までを対象に6つのデータベースで検索できた観察研究13報について検討したメタ分析において、緑茶の摂取は、症例対照研究 (8報) では胃がんの発症リスク低下と関連が認められた。一方、コホート研究 (5報) では関連は認められなかった (PMID:28980522)
(PMID:28980522) Public Health Nutr. 2017 Dec;20(17):3183-3192.


●「ビタミンD」「メマツヨイグサ」有効性:生殖・泌尿器 (190220)
・ビタミンD欠乏の多嚢胞性卵巣症候群患者60名 (試験群30名、平均26.4±8.1歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、メトホルミン治療とともに、ビタミンD3 1,000 IU/日およびメマツヨイグサ油 1,000 mg/日 を12週間摂取させたところ、血中グルタチオンの増加、マロンジアルデヒド、トリグリセリド、VLDLコレステロール、総コレステロール/HDLコレステロール比の減少が認められた (PMID:28742409)
(PMID:28742409) Endocr Res. 2018 Feb;43(1):1-10.


●「クミン」有効性:循環器・呼吸器 (190219)
・2018年1月までを対象に5つのデータベースで検索できた無作為化比較試験5報について検討したメタ分析において、クミンの摂取は、血中総コレステロール値、LDLコレステロール値の低下、HDLコレステロール値の上昇と関連が認められたが、試験によるばらつきが大きかった。一方、トリグリセリド値には影響を与えなかった (PMID:30088304)
(PMID:30088304) Phytother Res. 2018 Nov;32(11):2146-2154.


●「乳酸菌、ビフィズス菌など」有効性:脳・神経・感覚器 (190218)
・2017年11月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験14報について検討したメタ分析において、プロバイオティクスの摂取は、不安状態の指標に影響を与えなかったが、試験によるばらつきが大きかった (PMID:29924822)
(PMID:29924822) PLoS One. 2018 Jun 20;13(6):e0199041.


●「カルシウム」有効性:免疫・がん・炎症 (190215)
・2016年5月までを対象に8つのデータベースで検索できた観察研究11報 (コホート研究10報、症例対照研究1報) について検討したメタ分析において、総カルシウム摂取量は、前立腺がん発症リスクの上昇と関連が認められたが、試験によるばらつきが大きかった。 (PMID:29936712)
(PMID:29936712) Asian Pac J Cancer Prev. 2018 Jun 25;19(6):1449-1456.


●「」有効性:発育・成長 (190214)
・2016年2月までを対象に6つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験3報について検討したメタ分析において、妊娠中の鉄サプリメントの摂取は、子の神経発達に影響を与えなかった (PMID:29728086)
(PMID:29728086) BMC Pediatr. 2018 May 4;18(1):150.


●「乳酸菌、ビフィズス菌など」有効性:消化系・肝臓 (190213)
・2017年10月までを対象に5つのデータベースで検索できた無作為化比較試験6報について検討したメタ分析において、急性下痢症の小児 (<18歳) によるBacillus clausiiの摂取は、下痢の期間 (6報) および入院期間 (3報) の短縮と関連が認められた。一方、排便頻度 (4報) には影響は認められず、入院期間については試験によるばらつきが大きかった (PMID:30103531)
(PMID:30103531) Nutrients. 2018 Aug 12;10(8). pii: E1074


●「グリシン」有効性:脳・神経・感覚器 (190212)
・統合失調症または統合失調感情障害患者22名 (試験群12名、平均36.0±7.8歳、オーストラリア) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、抗精神病薬治療とともに、グリシンを経時的に増量しながら6週間摂取させたところ (1週目:0.2 g/kg×1回/日、2週目:0.2 g/kg×2回/日、3週目以降:0.2 g/kg×3回/日) 、陽性・陰性症状評価尺度 (PANSS) 4項目中3項目の改善が認められた。一方、仕事と社会性の尺度 (WSAS) 、カルガリーうつ病評価尺度 (CDRS) 、ミスマッチ陰性電位 (MMN) に影響は認められなかった (PMID:28602646)
(PMID:28602646) Schizophr Res. 2018 Jan;191:61-69.


●「クズ」安全性:動物他での毒性試験 (190208)
1. LD50(半数致死量)
・シナクズ (Pueraria thomsonii Benth.) 花抽出物を投与:ラット経口5g/kg以上 (PMID:24245900)

3. NOAEL (無毒性量)
・シナクズ (Pueraria thomsonii Benth.) 花抽出物を投与:ラット経口 (雄) 3.0 g/kg体重/日、(雌) 3.5 g/kg体重/日 (PMID:24245900)

(PMID:24245900) J Food Sci. 2013 Nov;78(11):T1814-21.


●「チャ (茶)」有効性:免疫・がん・炎症 (190207)
・2018年7月までを対象に3つのデータベースで検索できた症例対照研究14報について検討したメタ分析において、緑茶 (6報) 、ウーロン茶 (4報) の摂取は、口腔がんの発症リスク低下と関連が認められた。一方、紅茶 (3報) の摂取との関連は認められなかった (PMID:30572470)
(PMID:30572470) Medicine (Baltimore). 2018 Dec;97(51):e13611.


●「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」安全性:危険情報 (190206)
・17歳男性 (トルコ) が、筋力増強のため分岐鎖アミノ酸サプリメントを摂取したところ (摂取量不明) 、30分後に胸痛、蕁麻疹、顔面の発疹、動悸を生じ、アレルギー反応によるKounis症候群I型と診断され、加療により改善した (PMID:30047352)
(PMID:30047352) Cardiol Young. 2018 Oct;28(10):1165-1167.


●「カテキン」有効性:生殖・泌尿器 (190205)
・子癇前症患者304名 (試験群148名、平均30.2±5.1歳、中国) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ニフェジピン (血管拡張薬) 10 mg (血圧が150/100 mmHg以下になるまで15分毎に最大5回) とともにEGCG 100 mgを摂取させたところ、ニフェジピン単独投与に比べて血圧低下までの時間の短縮、その低下状態の持続時間の延長が認められた (PMID:28726273)
(PMID:28726273) J Clin Pharm Ther. 2018 Feb;43(1):21-25.


●「ビタミンD」有効性:脳・神経・感覚器 (190204)
・注意欠陥多動性障害 (ADHD) の小児54名 (試験群25名、平均7.70±1.77歳、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、メチルフェニデート (中枢神経刺激剤) とともに、ビタミンD 2000 IU/日を8週間摂取させたところ、ADHD症状の評価指標であるWPREMB (Weekly Parent Ratings of Evening and Morning Behavior) 3項目中2項目の改善が認められた。一方、CPRS (Conner's Parent Rating Scale-Revised[S]) 、ADHD-RS (ADHD Rating Scale-IV) に影響は認められなかった (PMID:27924679)
(PMID:27924679) Nutr Neurosci. 2018 Apr;21(3):202-209.


●安全性:医薬品等との相互作用 (190201)
クルクミン
・in vitro試験 (ヒトCYPタンパク) において、クルクミンはCYP1A2、CYP2B6、CYP2C9、CYP2D6、CYP3A4活性を阻害した (PMID:17433521)

フェルラ酸
・in vitro試験 (ヒトCYPタンパク) において、フェルラ酸はCYP2B6、CYP2C9活性に影響を与えなかったが、CYP1A2、CYP2D6、CYP3A4活性を阻害した (PMID:17433521)

(PMID:17433521) Toxicology. 2007 Jun 3;235(1-2):83-91.



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