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2018年9月更新の素材情報データベース I

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2018年9月4日〜26日の素材情報の更新は下記の通りです。

●「イチョウ葉エキス」安全性:医薬品等との相互作用(180926)
・健常白人18名 (平均32.6±9.8歳、ドイツ) を対象としたオープンラベルクロスオーバー無作為化試験において、イチョウ葉エキス120 mgを2回/日、または240 mgを朝1回/日、8日間摂取させた後、カフェイン (向精神薬:CYP1A2基質) 、トルブタミド (血糖降下薬:CYP2C9基質) 、オメプラゾール (胃酸抑制薬:CYP2C19基質) 、デキストロメトルファン (鎮咳薬:CYP2D6基質) 、ミダゾラム (向精神薬:CYP3A4基質) を摂取させたところ、いずれの薬剤の血中濃度にも影響を与えなかった (PMID:22189672)
(PMID:22189672) Eur J Clin Pharmacol. 2012 May;68(5):553-60.


●「プロポリス」有効性:脳・神経・感覚器(180925)
・高齢者60名 (試験群30名、平均72.28±7.23歳、中国) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ブラジル産プロポリス 0.83 g/日を2年間摂取させたところ、認知機能 (MMSE) の低下抑制が認められた (PMID:29630549)
(PMID:29630549) J Alzheimers Dis. 2018;63(2):551-560.


●「エストラゴン、タラゴン、フレンチタラゴン」安全性:医薬品等との相互作用(180921)
<試験管内・動物>
・in vitro試験 (調整ミクロソーム) において、エストラゴンのエチルアセテート抽出物から単利した成分 (2E,4E-undeca-2,4-diene-8,10-diynoic acid isobutylamideおよび2E,4E-undeca-2,4-diene-8,10-diynoic acid piperidide) は、CYP2C9、CYP2D6活性に影響を与えなかったが、CYP1A2、CYP3A4活性を阻害した (PMID: 22738981)
(PMID: 22738981) Biosci Biotechnol Biochem. 2012;76(5):1028-31.



●「アカシア樹皮抽出物」(180920)
全体見直し。


安全性:医薬品等との相互作用 (180920)
●「イチョウ葉エキス」、「ケルセチン
・in vitro試験 (ヒト胎児腎細胞) において、イチョウ葉抽出物、ギンコライドC、ケンフェロール、ケルセチン、イソラムネチンは有機アニオン輸送ポリペプチド2B1活性を阻害した。一方、ギンコライドA、ギンコライドB、ビロバライドは影響をおよぼさなかった (PMID:16415120)

●「チャ」、「カテキン
・in vitro試験 (ヒト胎児腎細胞) において、緑茶抽出物、エピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキンガレート、エピガロカテキンガレートは有機アニオン輸送ポリペプチド2B1活性を阻害した (PMID:16415120)

●「ビルベリー
・in vitro試験 (ヒト胎児腎細胞) において、ビルベリー果実の抽出物は、有機アニオン輸送ポリペプチド2B1活性を阻害した (PMID:16415120)

●「エキナセア
・in vitro試験 (ヒト胎児腎細胞) において、エキナセア抽出物は、有機アニオン輸送ポリペプチド2B1活性を阻害した (PMID:16415120)

●「バナバ
・in vitro試験 (ヒト胎児腎細胞) において、バナバ葉抽出物は、有機アニオン輸送ポリペプチド2B1活性を阻害した (PMID:16415120)

●「ブドウ
・in vitro試験 (ヒト胎児腎細胞) において、ブドウ種子抽出物は、有機アニオン輸送ポリペプチド2B1活性を阻害した (PMID:16415120)

●「ダイズ
・in vitro試験 (ヒト胎児腎細胞) において、ダイズ抽出物は、有機アニオン輸送ポリペプチド2B1活性を阻害した (PMID:16415120)

●「クワ
・in vitro試験 (ヒト胎児腎細胞) において、クワ葉抽出物は、有機アニオン輸送ポリペプチド2B1活性を阻害した (PMID:16415120)

●「ブラックコホシュ
・in vitro試験 (ヒト胎児腎細胞) において、ブラックコホシュ根の抽出物は、有機アニオン輸送ポリペプチド2B1活性を阻害した (PMID:16415120)

●「エゾウコギ
・in vitro試験 (ヒト胎児腎細胞) において、エゾウコギ根の抽出物は、有機アニオン輸送ポリペプチド2B1活性を阻害した (PMID:16415120)

●「オオムギ
・in vitro試験 (ヒト胎児腎細胞) において、オオムギの抽出物は有機アニオン輸送ポリペプチド2B1活性に影響をおよぼさなかった (PMID:16415120)

●「ハトムギ
・in vitro試験 (ヒト胎児腎細胞) において、ハトムギの抽出物は有機アニオン輸送ポリペプチド2B1活性に影響をおよぼさなかった (PMID:16415120)

●「エンジュ
・in vitro試験 (ヒト胎児腎細胞) において、エンジュ花蕾の抽出物は有機アニオン輸送ポリペプチド2B1活性に影響をおよぼさなかった (PMID:16415120)

●「ラフマ
・in vitro試験 (ヒト胎児腎細胞) において、ラフマ葉の抽出物は有機アニオン輸送ポリペプチド2B1活性に影響をおよぼさなかった (PMID:16415120)

●「パッションフラワー
・in vitro試験 (ヒト胎児腎細胞) において、パッションフラワーの抽出物は有機アニオン輸送ポリペプチド2B1活性に影響をおよぼさなかった (PMID:16415120)

(PMID:16415120) Drug Metab Dispos. 2006 Apr;34(4):577-82.


●「ニンニク」有効性:循環器・呼吸器 (180919)
・2015年3月までを対象に4つのデータベースで検索できた無作為化比較試験6報について検討したメタ分析において、ニンニクサプリメントの摂取は、血中HDLコレステロール値の上昇、トリグリセリド値の低下と関連が認められた。一方、総コレステロール値、LDLコレステロール値、リポ蛋白 aとの関連は認められなかった (PMID:26522661)
(PMID:26522661) Nutrition. 2016 Jan;32(1):33-40.


●「n-3系不飽和脂肪酸」有効性:循環器・呼吸器 (180918)
・糖尿病患者15,480名 (試験群7,740名、平均63.3±9.2歳、イギリス) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、n-3系不飽和脂肪酸840 mg (EPA 460 mg+DHA 380 mg含有) /日を平均7.4年間摂取させたところ、血管障害による死亡率の低下が認められた。一方、総主要血管イベント、心筋梗塞、脳卒中、一過性脳虚血発作、血管死、がんの発症リスク、血管再開通術受療率、総死亡率に影響は認められなかった (PMID:30146932)
(PMID:30146932) N Engl J Med. 2018 Aug 26.


●「イチョウ」安全性:医薬品等との相互作用 (180914)
・子宮摘出、両側卵巣摘出の既往歴があり、長期エストロゲン補充療法を受けていた74歳女性 (イギリス) が、血管迷走神経発作の疑いのためエストロゲン補充療法を中止、クロピドグレル (抗血小板薬) 、スタチン (脂質異常症治療薬) の服用を開始したが、エストロゲン補充療法中止による更年期症状改善のためイチョウを摂取したところ、ピンク尿、膣出血、下部皮下出血を生じた。イチョウの摂取中止により改善したため、イチョウによるクロピドグレルの作用増強が原因と考えられた (PMID:22821965)
(PMID:22821965) Menopause Int. 2012 Sep;18(3):116-7.


●「スターアニス」(180913)
全体見直し。


●「乳酸菌、ビフィズス菌など」有効性:糖尿病・内分泌 (180913)
・2017年8月までを対象に5つのデータベースで検索できた無作為化比較試験6報について検討したメタ分析において、妊娠糖尿病患者によるプロバイオティクス摂取は、インスリン濃度、HOMA-IR (各4報) の低下と関連が認められたが、試験によるばらつきが大きかった。一方、空腹時血糖値 (5報) 、妊娠期間 (2報) 、児の出生時体重 (2報) に影響は認められなかった (PMID:28927313)
(PMID:28927313) J Matern Fetal Neonatal Med. 2017 Sep 19:1-7.


●「カロテン」「β-クリプトキサンチン」「リコピン」「ルテイン」「ゼアキサンチン」有効性:骨・筋肉 (180912)
・2016年5月までを対象に2つのデータベースで検索できた観察研究5報 (コホート研究3報、症例対照研究2報) について検討したメタ分析において、食事からのβ-カロテン摂取は股関節骨折リスク低下と関連が認められたが、試験によるばらつきが大きかった。一方、α-カロテン、β-クリプトキサンチン、リコピン、ルテイン/ゼアキサンチン、総カロテノイド (各2報) 摂取量との関連は認められなかった (PMID:27911854)
(PMID:27911854) Oncotarget. 2017 Jan 10;8(2):2391-2399.


●「亜鉛」有効性:循環器・呼吸器 (180911)
・重度の乳幼児肺炎患者604名 (試験群303名、中央値13.0ヶ月齢、ガンビア) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、通常の治療およびマルチビタミンとともに、亜鉛10 mg/日 (1歳未満) または20 mg/日 (1歳以上) を7日間摂取させたところ、胸壁の引き込み、胸骨陥没の治癒までの期間短縮が認められた。一方、5日目、10日目における治療不奏効率、その他の症状 (酸素飽和度低下、鼻翼呼吸、伸吟、Head nodding、中心性チアノーゼ、呼吸数増加、重症肺炎徴候) の治療期間および入院期間に影響は認められなかった (PMID:29713463)
(PMID:29713463) J Glob Health. 2018 Jun;8(1):010418.

●「グレープフルーツ」安全性:医薬品等との相互作用(180910)
<ヒト>
・健常男性7名 (21〜24歳、日本) を対象としたオープンラベル試験において、グレープフルーツジュース200 mL×3回/日を3日間摂取させた後、グレープフルーツジュース200 mLとセリプロロール (抗高血圧薬:有機アニオン輸送ポリペプチド基質) を同時に摂取させたところ、セリプロロールの血中濃度 (AUC、Cmax) の低下が認められた。グレープフルーツジュース摂取終了2日後、6日後にセリプロロールを単独で摂取させたところ血中濃度に影響は認められなかった (PMID:24292052)

・健常男性7名 (21〜24歳、日本) を対象としたオープンラベル試験において、グレープフルーツジュース200 mL×3回/日を3日間摂取させた後、グレープフルーツジュース200 mLとミダゾラム (向精神薬:CYP3A4基質) を同時に摂取させたところ影響は認められなかった。グレープフルーツジュース摂取終了2日後にミダゾラムを単独で摂取させたところ、ミダゾラムの血中濃度 (AUC、Cmax) の増加が認められ、6日後にミダゾラムを単独で摂取させたところ、影響は認められなかった (PMID:24292052)

(PMID:24292052) Biol Pharm Bull. 2013;36(12):1936-41


●「コロシントウリ」安全性:危険情報 (180907)
・サラセミア (地中海貧血) 、糖尿病、C型肝炎の既往歴のある31歳女性 (イラン) が、痩身を目的にコロシントウリを3ヶ月間摂取したところ、6 kgの体重減少を経験。左脇腹の痛みを訴えて受診し、尿路感染症のため抗生物質による治療を受けて退院したが、1ヶ月後に症状が再発し、水腎症、血清クレアチニン値上昇、尿たんぱく、潜血、白血球数、上皮細胞、細菌数増多が認められた。コロシントウリとの関連が疑われる急性尿細管間質性腎炎と診断され、投薬治療を受けたが完治せず、血液透析を受けた (PMID:29038395)
(PMID:29038395) Iran J Kidney Dis. 2017 Oct;11(5):385-387.


●「サンシチニンジン」安全性:医薬品等との相互作用 (180906)
・in vitro試験 (ヒト由来癌細胞) において、サンシチニンジン由来サポニンは、シスプラチン (抗がん剤) のギャップ結合の機能を介した細胞毒性 (抗がん作用) を増強した (PMID:22863918)
(PMID:22863918) Biol Pharm Bull. 2012;35(8):1230-7.


●「コエンザイムQ10、ユビキノン」有効性:糖尿病・内分泌 (180905)
・2015年2月までを対象に、7つのデータベースで検索できた無作為化プラセボ比較試験7報 (検索条件:期間≧12週) について検討したメタ分析において、糖尿病患者によるコエンザイムQ10の摂取は、血中トリグリセリド値 (5報) の低下と関連が認められた。一方、HbA1c (7報) 、空腹時血糖値 (5報) 、他の血中脂質 (総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール (各5報) ) 、収縮期血圧、拡張期血圧 (各6報) に影響は認められなかった (PMID:25913756)
(PMID:25913756) J Clin Pharm Ther. 2015 Aug;40(4):413-8.


●「サフラン」有効性:脳・神経・感覚器 (180904)
・うつ病患者30名 (平均43.4歳、試験群19名、イラン) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、フルオキセチン (抗うつ薬) 20 mg/日とともに、サフラン30 mg/日を4週間摂取させたところ、ベックうつ評価尺度、血中脂質 (総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、トリグリセリド) に影響は認められなかった (PMID:26611571)
(PMID:26611571) Asian J Psychiatr. 2016 Aug;22:174-6.



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