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2018年7月更新の素材情報データベース

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2018年7月の素材情報の更新は下記の通りです。

●「アミグダリン」安全性:危険情報 (180731)
・前立腺がん寛解期の67歳男性 (オーストラリア) が、自己判断でアミグダリン含有製品(3錠/日) と自作のアプリコットカーネルエキス (ティースプーン2杯/日) を5年間摂取していたところ (推定シアン化物摂取量17.32 mg/日) 、膀胱鏡検査のための麻酔導入前に経皮的動脈血酸素飽和度 (SpO2) が低値を示し、血中シアン化物、チオシアン酸塩濃度の上昇が認められた。慢性シアン中毒と診断され、摂取中止により改善した (PMID:28893740)
(PMID:28893740) BMJ Case Rep. 2017 Sep 11;2017. pii: bcr-2017-220814.

●「カロテン」安全性:危険情報 (180730)
<被害事例>
・29歳女性 (中国) が、β-カロテンサプリメント (β-カロテン1.8 mg含有) を2錠/日、6ヶ月間摂取したところ、柑皮症を発症。サプリメントの摂取を中止し、β-カロテンを多く含む食品を控えることにより改善した (PMID:28418462)
(PMID:28418462) JAMA. 2017 Apr 18;317(15):1574-1575.

●「カルシウム」「ビタミンD」有効性:骨・筋肉 (180727)
・2017年7月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験14報について検討したメタ分析において、50歳以上の者におけるカルシウムサプリメントの摂取は、骨折 (股関節6報、椎体9報、非椎体6報、全骨折7報) のリスクに影響を与えなかった (PMID:29279934)

・2017年7月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験17報について検討したメタ分析において、50歳以上の者におけるビタミンDサプリメントの摂取は、骨折 (股関節9報、椎体4報、非椎体8報、全骨折14報) のリスクに影響を与えなかった (PMID:29279934)

・2017年7月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験13報について検討したメタ分析において、50歳以上の者におけるカルシウム+ビタミンDサプリメントの摂取は、骨折 (股関節7報、椎体3報、非椎体6報、全骨折8報) のリスクに影響を与えなかった (PMID:29279934)

(PMID:29279934) JAMA. 2017 Dec 26;318(24):2466-2482.

●「葉酸」有効性:生殖・泌尿器 (180726)
・2015年9月までを対象に5つのデータベースで検索できた症例対照研究20報について検討したメタ分析において、妊娠中の葉酸または葉酸を含むマルチビタミンの摂取は、新生児の先天性心疾患発症リスク低下と関連が認められたが、試験によるばらつきが大きかった (PMID:27829639)
(PMID:27829639) Int Heart J. 2016 Dec 2;57(6):725-728.

●「リコピン」安全性:医薬品等との相互作用 (180725)
・in vitro試験 (ヒト肝ミクロソーム) において、リコピンはCYP3A4、CYP2C9、CYP2C19、CYP2D6活性に影響しなかったが、CYP2E1活性を阻害した (PMID:29322841)
・in vitro試験 (Caco-2細胞) において、リコピンはP糖タンパク質活性に影響しなかった(PMID:29322841)

(PMID:29322841) Int J Food Sci Nutr. 2018 Jan 11:1-7.

●「ロイシン」有効性:骨・筋肉 (180724)
・トレーニング習慣のない健常者20名 (試験群10名、平均22.0±2.2歳、ブラジル) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ロイシン3 g/日を週2回のレジスタンストレーニングの直後に、8週間摂取させたところ、筋力 (膝伸展、レッグプレス) 、筋断面積 (大腿直筋、外側広筋) に影響は認められなかった (PMID:28444456)
(PMID:28444456) Amino Acids. 2017 Jul;49(7):1255-1262.

●「果糖」(180723)
全体見直し。

●「ラベンダー」(180723)
全体見直し。

●「ニンニク」有効性:循環器・呼吸器 (180720)
・2017年7月までを対象に3つのデータベースで検索できた無作為化比較試験14報について検討したメタ分析において、高脂血症患者におけるニンニク (熟成黒ニンニク、ガーリックオイルまたはガーリックパウダー) の摂取は、血中総コレステロール (13報) 、LDLコレステロール (13報) の低下、HDLコレステロール (14報) の上昇と関連が認められたが、トリグリセリド (13報) に影響は認められず、いずれも試験によるばらつきが大きかった (PMID:29718835)
(PMID:29718835) Medicine (Baltimore). 2018 May;97(18):e0255.

●「サンギナリア」安全性:危険情報 (180719)
<被害事例>
・鼻翼の基底細胞腫の87歳男性(アメリカ)が、標準的治療を受けずにサンギナリア軟膏を患部に塗布したところ、塗布部位の鼻翼が完全に欠損した (PMID:19438678)
(PMID:19438678) Dermatol Surg. 2009 Jul;35(7):1152-4.

●「ビタミンD」安全性:危険情報 (180718)
<被害事例>
・前立腺がんの既往歴のある高血圧、冠動脈疾患、II型糖尿病、慢性腎臓病の70歳男性 (ブラジル) が、ビタミンD3 2,000IU+カルシトリオール0.25μg/日を45日間摂取したところ、虚弱、吐き気、倦怠感、腎機能の低下を生じた。高カルシウム血症と診断され、ビタミンDの摂取中止と透析治療により改善した (PMID:28001186)
(PMID:28001186) J Bras Nefrol. 2016 Dec;38(4):466-469.

●「カテキン」安全性:医薬品等との相互作用 (180717)
・動物実験 (ラット) において、EGCGの経口投与 (4 mg/kgまたは12 mg/kg) はジルチアゼム (血管拡張薬)の血中濃度 (AUC、Cmax) を上昇させ、全身クリアランスを低下させ、生体利用率を上昇させたが、半減期、最高血中濃度到達時間への影響は認められなかった (PMID:19069242)
(PMID:19069242) Pharmazie. 2008 Nov;63(11):815-8.

●「カテキン」有効性:その他 (180713)
<運動>
・2015年9月までを対象に5つのデータベースで検索できた介入試験8報について検討したメタ分析において、EGCGの摂取は、呼吸商 (4報) の低下、エネルギー消費量 (4報) の増加と関連が認められたが、呼吸商については試験によるばらつきが大きく、脂質酸化量 (2報) 、BMI (3報) 、ウエスト径 (3報) 、総体脂肪量 (2報) に影響は認められなかった (PMID:27883924)
(PMID:27883924) J Nutr Biochem. 2017 May;43:1-10.

●「アキウコン(ウコン)」(180712)
全体見直し。

●「サトウダイコン、ビート」有効性:循環器・呼吸器 (180712)
・慢性閉塞性肺疾患患者15名 (平均63±13歳、デンマーク) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、サトウダイコン根ジュース70 mL×2回/日を7日間摂取させたところ、6分間歩行検査における距離、心拍数、血中乳酸濃度、自覚的運動強度に影響は認められなかった (PMID:28670117)
(PMID:28670117) Int J Chron Obstruct Pulmon Dis. 2017 Jun 15;12:1765-1773.

●「タンジン」(180711)
・動物実験 (ラット) において、タンジン抽出物はCYP1A1、CYP2B1、CYP2C6、CYP2C11の遺伝子およびタンパク質発現に影響せず、タンジン抽出物を摂取させたラット肝ミクロソームによるワルファリンの代謝にも影響は認められなかった (PMID:26925159)
(PMID:26925159) Chin Med. 2016 Feb 27;11:7.

●「レッドクローバー」(180710)
全体見直し。

●「ボルド、ボルドー」(180710)
<被害事例>
・胆石による胆嚢除去の手術歴があり、脂質異常症、高血圧症、高尿酸血症のため多数の医薬品 (アセチルサリチル酸、イルベサルタン・ヒドロクロロチアジド、ロスバスタチン、アロプリノール、オメプラゾール、ドンペリドン) を服用中の72歳女性 (ポルトガル) が、食後の食欲不振、吐き気、嘔吐のためボルド葉の茶を2週間、日常的に摂取したところ、黄疸、肝機能マーカー (AST、ALT、γ-GTP、ALP、総ビリルビン) の悪化を生じた。加療により改善し、薬物性肝障害と診断され、ボルドとの因果関係はprobableと判定された (PMID:27576017)
(PMID:27576017) J Diet Suppl. 2017 Mar 4;14(2):186-190.

●「トリプトファン」(180710)
全体見直し。

●「乳酸菌、ビフィズス菌など」有効性:循環器・呼吸器 (180709)
・2017年1月までを対象に6つのデータベースで検索できた無作為化比較試験26報 (検索条件:年齢≧18歳) について検討したメタ分析において、プロバイオティクスの摂取は、血中総コレステロール値の低下と関連が認められたが、試験によるばらつきが大きかった (PMID:29384846)
(PMID:29384846) Medicine (Baltimore). 2018 Feb;97(5):e9679.

●「ケルセチン」安全性:医薬品等との相互作用 (180706)
・in vitro実験 (ラット肝ミクロソーム) において、ケルセチンはフェナセチンおよびメラトニン (CYP1A2基質) の代謝を阻害し、動物実験 (ラット) において、メラトニンの全身クリアランスを低下、血中濃度 (Cmax、AUC) を上昇させた (PMID:28070878)
(PMID:28070878) Eur J Drug Metab Pharmacokinet. 2017 Oct;42(5):781-791.

●「ガラクトオリゴ糖」有効性:糖尿病・内分泌 (180705)
・II型糖尿病の男性29名 (試験群14名、平均56.7±1.6歳、イギリス) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ガラクトオリゴ糖5.5g/日を12週間摂取させたところ、体組成 (体重、BMI、体脂肪率、ウエスト径) 、収縮期血圧、拡張期血圧、腸管透過性、糖代謝 (空腹時および糖負荷時の血糖値、インスリン濃度、Cペプチド、HbA1c) 、血中脂質濃度 (トリグリセリド、総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール、遊離脂肪酸) 、血中LPS (リポ多糖) 、LPS結合タンパク質、炎症マーカー (sCD14、高感度CRP、IL-6、TNF-α) に影響は認められなかった (PMID:27974055)
(PMID:27974055) Br J Nutr. 2016 Dec;116(11):1869-1877.

●「アガーベ、マゲイ」有効性:肥満 (180704)
・肥満者14名 (20〜40歳、メキシコ) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、糖負荷とともにアガーベ由来イヌリン24 gを単回摂取させ、4時間後に規定食を摂取させたところ、イヌリン摂取から食後120分後までの血中グレリン濃度の変動に影響は認められなかった (PMID:28005446)
(PMID:28005446) J Med Food. 2017 Feb;20(2):197-199.

●「カルシウム」安全性:危険情報 (180703)
<被害事例>
・転移性大腸がんで食欲不振を訴え悪液質状態であった64歳女性 (アメリカ) が、マルチビタミン (Ca 200 mg、ビタミンD 400 IU含有) とサメ軟骨製品 (Ca 900 mg含有) を摂取したところ (期間不明)、急性の精神状態の悪化を呈し、血液検査により高カルシウム血症と診断された (PMID:12673461)
・悪性中皮腫の67歳男性 (アメリカ) がビタミンDとカルシウムを含むサプリメントを摂取したところ (摂取量・期間は不明) 、急性の呼吸困難を発症し、血液検査により高カルシウム血症と診断され、翌日死亡した (PMID:12673461)
・非ホジキン性リンパ腫の72歳男性 (アメリカ) がマルチビタミン (Ca 450 mg、ビタミンD 400 IU含有) を摂取したところ (期間不明) 、急性の高塩素性アシドーシスと高カルシウム血症を呈した。患者は過去にサプリメント摂取による高カルシウム血症の発症歴が複数回あった (PMID:12673461)
・転移性乳がんおよび多発性溶骨性骨転移の78歳女性 (アメリカ) が、マルチビタミン (ビタミンD 400 IU、Ca 600 mg含有) と多量の乳製品を摂取したところ、吐気、嘔吐、衰弱、便秘を呈し、高カルシウム血症と診断された (PMID:12673461)
・転移性腎細胞がんの53歳男性 (アメリカ) が、マルチビタミン (ビタミンD 400 IU、Ca 271 mg含有)を摂取したところ (期間不明) 、高カルシウム血症を繰り返し発症した。摂取中止と加療により改善したが、数週間後高カルシウム血症を再発し直後に死亡した (PMID:12673461)
・多発性骨髄腫と溶骨性病変のある62歳男性 (アメリカ) がビタミンDとカルシウムを含有するマルチビタミンを摂取したところ (摂取量・期間は不明)、嗜眠、吐気、嘔吐を呈し、血液検査により高カルシウム血症と診断された (PMID:12673461)
・口底部扁平上皮細胞がんの49歳男性 (アメリカ) がマルチビタミンを摂取したところ、疲労感の増加と傾眠を呈し、血液検査により高カルシウム血症と診断された (PMID:12673461)
・非ホジキン性リンパ腫の59歳男性 (アメリカ) が、マルチビタミンを1週間摂取したところ、重度の衰弱と嘔気を呈し、血液検査により高カルシウム血症と診断された (PMID:12673461)

(PMID:12673461) Support Care Cancer. 2003 Apr;11(4):232-5.

●「」安全性:危険情報 (180702)
<被害事例>
・20歳女性 (アメリカ) が、緑茶を飲んだ約15分後から喉の腫れ、掻痒、痛み、嗄声、呼吸困難、鼻閉塞の発症を2度経験した。プリックテストにより緑茶の葉に陽性を示したため、緑茶によるアナフィラキシーと診断された (PMID:28583266)
(PMID:28583266) Ann Allergy Asthma Immunol. 2017 Jun;118(6):747-748.

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