健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

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項 目

内 容

名称

マイタケ [英]Gray-maitake [学名]Grifola frondosa

概要

マイタケは、ブナ科の根元に発生するキノコで、栽培品も多く、食用として馴染みがある。マイタケの中国語名は「灰樹花」である。その抽出物は、俗に、「中性脂肪を下げる」「がんを予防する」などと言われているが、ヒトでの有効性については信頼できるデータが見当たらない。安全性については、適切に摂取すれば、安全性が示唆されているが、サプリメントなどとして摂取する場合には、妊娠中・授乳中の安全性について十分なデータがないことから摂取は避けたほうが良い。その他、詳細については、「すべての情報を表示」を参照。

法規・制度

・別名としてシロマイタケがある。子実体は「医薬品的効果効能を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料) 」に区分される (30) 。

成分の特性・品質

主な成分・性質

・βグルカンを含む。

分析法

-

有効性








循環器・
呼吸器


調べた文献の中に見当らない。


消化系・肝臓

調べた文献の中に見当らない。

糖尿病・
内分泌

調べた文献の中に見当らない。

生殖・泌尿器

調べた文献の中に見当たらない。

脳・神経・
感覚器

調べた文献の中に見当らない。

免疫・がん・
炎症

調べた文献の中に見当らない。

骨・筋肉

調べた文献の中に見当らない。

発育・成長

調べた文献の中に見当らない。

肥満

調べた文献の中に見当らない。

その他

メタ分析
・2008年6月までを対象に10種の電子データベースと20種の雑誌で検索できた、マイタケに関する情報を検討したシステマティックレビューにおいて、ヒトのがん・糖尿病・免疫活性化への適応および安全性に関する科学的根拠は見当たらなかった (PMID:19476741)





試験管内・
動物他での
評価

調べた文献の中に見当らない。

安全性

危険情報

<一般>
・マイタケは適切に用いれば、安全性が示唆されている (94) 。
・発疹、好酸球増加、関節の腫れ、胃腸症状、職業過敏性肺炎を生じる可能性がある (94) 。
・2008年6月までを対象に10種の電子データベースと20種の雑誌で検索できた、マイタケに関する情報を検討したシステマティックレビューにおいて、ヒトのガン・糖尿病・免疫活性化への適応および安全性に関する科学的根拠は見当たらなかった (PMID:19476741)
<妊婦・授乳婦>
・通常の食品として以外の摂取に関しては、信頼できる情報がないため避ける (94) 。
<小児>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。
<その他>
・低血圧のリスクがある人、または降圧薬を服用している人は注意して使用したほうが良い (94) 。
<被害事例>
・心房細動と転移性膀胱がん治療のためワルファリン投与中の79歳男性 (アメリカ) が、マイタケ抽出物22 mg (30%β-グルカン含有) を含む製品を推奨量 (1滴/kg体重/日) で、1週間摂取したところ、INR (国際標準化プロトロンビン比) が上昇し、Horn Drug Interaction Probability Scaleでマイタケとワルファリンの併用がINR上昇に関連したと考えられた (PMID:20040699)
マイタケとの因果関係が疑われる健康被害が報告されている。
・マイタケ栽培に従事していた49歳女性 (喫煙歴あり) が咳と発熱で入院し、マイタケによる過敏性肺炎と診断された (2005139644) 。

禁忌対象者

調べた文献の中に見当たらない。

医薬品等との
相互作用

<理論的に考えられる相互作用>
・糖尿病治療薬および血糖低下作用を持つハーブやサプリメントと併用すると、相乗的に血糖値低下が起こることが考えられる (94) 。

動物他での
毒性試験

調べた文献の中に見当たらない。

AHPAクラス分類
及び勧告

・参考文献中に記載なし (22) 。

総合評価

安全性

・適切に用いれば安全性が示唆されている。
・妊娠中、授乳中にサプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらないため、避ける。

有効性

(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・信頼できる十分な情報が見当たらない。

参考文献

(30) 「医薬品の範囲に関する基準」(別添2、別添3、一部改正について)
(2005139644) Internal Medicine.2004;43(8):737-40
(PMID:19476741) J Soc Integr Oncol. 2009 Spring;7(2):66-72.
(PMID:20040699) Ann Pharmacother. 2010 Jan;44(1):223-4. Epub 2009 Dec 29.
(22) メディカルハーブ安全性ハンドブック 第2版 東京堂出版 林真一郎ら 監訳
(94) Natural Medicines

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