健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

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項 目

内 容

名称

モリブデン [英]Molybdenum (Mo) [学名]

概要

モリブデンは生体にとって必須微量元素であり、酸化還元反応を触媒するモリブデン酵素 (キサンチンオキシダーゼ、アルデヒドオキシダーゼ、亜硫酸オキシダーゼなど) の構成成分である。俗に、「貧血を予防する」などと言われているが、ヒトでの有効性については、信頼できるデータが見当たらない。安全性については、モリブデンは速やかに腎臓より排泄されるため、通常の食生活では、過剰症は起こりにくい。一方、銅の摂取が少ない状態でモリブデンを過剰に摂取すると、モリブデン中毒 (痛風様症状) のリスク増加が懸念されている。その他、詳細については「すべての情報を表示」を参照。基礎的な解説は「モリブデン解説」を参照。

法規・制度

・「医薬品的効果効能を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料)」に区分される (30) 。

成分の特性・品質

主な成分・性質

・元素記号Mo、原子番号42、原子量95.94。周期表の6A族である。

分析法

・誘導結合プラズマ発光分析-MS法 (ICP-MS) などにより分析した報告がある (PMID:12458714) (PMID:15161212) (PMID:15098084) (PMID:11225672)

有効性








循環器・
呼吸器


調べた文献の中に見当たらない。


消化系・肝臓

調べた文献の中に見当たらない。

糖尿病・
内分泌

調べた文献の中に見当たらない。

生殖・泌尿器

調べた文献の中に見当たらない。

脳・神経・
感覚器

調べた文献の中に見当たらない。

免疫・がん・
炎症

調べた文献の中に見当たらない。

骨・筋肉

調べた文献の中に見当たらない。

発育・成長

調べた文献の中に見当たらない。

肥満

調べた文献の中に見当たらない。

その他

調べた文献の中に見当たらない。





試験管内・
動物他での
評価

・銅リジンは、ウシアルブミンに対する抗体力価、フィトヘマグルニチンを用いた細胞性免疫反応、リンパ球の幼若化反応などにおいて、硫酸銅と同等の効果を示した (PMID:8226376)

安全性

危険情報

<一般>
・速やかに腎より排泄されるため、通常過剰症は起こりにくい (1) 。
<妊婦・授乳婦>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。
<小児>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。
<被害事例>
・工業用真空炉の生産および修理工場を営む36歳男性 (スウェーデン) の電気技師が、左足第一中指節の関節炎を発症。血清尿酸値564 μmol/L 、CRP 19 mg/Lであり、職業的なモリブデンの曝露による痛風と診断された (PMID:15757993)

禁忌対象者

調べた文献の中に見当たらない。

医薬品等との
相互作用

調べた文献の中に見当たらない。

動物他での
毒性試験

調べた文献の中に見当たらない。

AHPAクラス分類
及び勧告

-

総合評価

安全性

・速やかに腎より排泄されるため、通常の食生活では過剰症は起こりにくい。
・モリブデン工業従事者や大量摂取者における疫学的調査では、血中尿酸値の上昇と痛風様症状の増加が認められている。

有効性

・ヒトに対する有効性については、信頼できるデータが見当たらない。

参考文献

(1) 最新栄養学 第10版 (建帛社) 木村修一ら 翻訳監修
(30) 「医薬品の範囲に関する基準」(別添2、別添3、一部改正について)
(PMID:8226376) J Anim Sci. 1993 Oct;71(10):2748-55.
(PMID:12458714) Anal Sci. 18(11):1263-6, 2002.
(PMID:15161212) J Agric Food Chem. 52(11):3441-5, 2004.
(PMID:15098084) Anal Bioanal Chem. 379(3):512-8, 2004.
(PMID:11225672) Fresenius J Anal Chem. 366(3):273-82, 2000.
(PMID:15757993) Occup Med (Lond). 55(2):145-8, 2005.

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