健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

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項 目

内 容

名称

食物繊維 [英]Dietary fiber [学名]

概要

食物繊維は、「ヒトの消化酵素で消化されない食物中の難消化性成分の総体」として定義されている。食物繊維は水溶性と不溶性に大別され、体内での作用はそれぞれ異なる。水溶性食物繊維は、俗に、「コレステロールの吸収を抑制する」「グルコースの吸収を穏やかにする」などと言われ、不溶性食物繊維は、「便のかさを増やす」「腸内環境を改善する」などといわれている。その他に、天然物を加工して機能を高めたものや、化学合成したものがある。日本人の食物繊維摂取量は減少傾向にある。個々の成分については、該当する項目を参照。
●植物由来 水溶性食物繊維

ペクチンかんきつ類、りんご等に多く含まれる
グアガムマメ科グアーの種子・胚乳部から得られる
グルコマンナンコンニャクマンナンに代表される
カラギーナン紅藻類(アイリッシュモスなど)から抽出して得られる
イヌリンごぼう、キクイモなどのキク科植物に多く含まれるフルクトースの重合体
アルギン酸褐藻類に特有の多糖類で、細胞壁を構成している
大麦β-グルカングルコースがβ-結合で結合した多糖類

●植物由来 不溶性食物繊維

セルロース植物の細胞壁に含まれる
ヘミセルロース植物細胞壁を構成する成分で、セルロースとペクチン以外の多糖類
リグニンセルロースなどとともに細胞壁に存在する

●人工合成物

難消化性デキストリンでんぷんに微量の塩酸を加えて加熱し消化酵素を作用させ、得られる未分解物
難消化性オリゴ糖低分子の難消化性糖類で、フラクトオリゴ糖ガラクトオリゴ糖などがある
糖アルコール単糖の誘導体である直鎖状の多価アルコールで、マルチトールキシリトールなどがある

●その他

難消化性でんぷん、レジスタントスターチ小腸では消化・吸収されにくいでんぷんおよびでんぷんの部分水解物


法規・制度

・低分子化アルギン酸ナトリウムと水溶性コーンファイバーを関与成分とし「おなかの調子を整える」保健用途が表示できる特定保健用食品が許可されている。

成分の特性・品質

主な成分・性質

分析法

有効性








循環器・
呼吸器



消化系・肝臓

糖尿病・
内分泌

生殖・泌尿器

脳・神経・
感覚器

免疫・がん・
炎症

骨・筋肉

発育・成長

肥満

その他





試験管内・
動物他での
評価

安全性

危険情報

禁忌対象者

医薬品等との
相互作用

動物他での
毒性試験

AHPAクラス分類
及び勧告

総合評価

安全性

有効性

参考文献

(1981066651) 化学と生物. 1980: 18(2);95-105.
(76) 日本食品大事典 医歯薬出版株式会社
(101) 新・櫻井 総合食品事典 同文書院
(102) 食品大百科事典 食品総合研究所

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