【注意喚起|海外】未承認製品に注意喚起 (カナダ保健省)

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■タイトル
カナダ保健省が未承認製品に注意喚起 (201127)


■注意喚起および勧告内容
2020年11月25日、カナダ保健省 (Health Canada) が店舗から押収した未承認の74製品に対する注意喚起情報を公表。カナダ保健省は当該製品を使用しないように、また、使用して体調に不安を感じている場合は医療機関を受診するように勧告。詳しくは、カナダ保健省ウェブページ(2020年11月25日、英語) をご覧下さい。

■解説
性機能改善やワークアウトサプリメントなどを標ぼうして店舗で販売されていた当該製品は、医薬品成分を表示または過去に違反製品として摘発された製品と類似していたため、カナダ保健省により押収された。現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については不明。このうち、亜硝酸エステルを含む製品 (俗にpoppersと称される) は、レザークリーナーや芳香剤の名目で販売されているが、実際には嗜好品として吸入または経口摂取されていることがある。摂取量や頻度、使用者の体調により、死を含む重篤な症状を引き起こす可能性がある。
カナダでは、販売が許可された健康製品(Health Products)には8桁の医薬品認証番号(Drug Identification Number (DIN))やNatural Product Number (NPN)、Homeopathic Medicine Number (DIN-HM)が表示されているので、カナダ保健省はその表示を確認するように勧告。

■関連成分
ヨヒンビン (yohimbine)

ヨヒンベ (yohimbe,アカネ科のPausinystaliayohimbe、西アフリカ原産の高さ30 mになる常緑性の木) の樹皮に含まれる主要なアルカロイド。ヨヒンビンは劇薬であり、妊婦・授乳婦または小児は使用するべきではなく、専門家の指示のもと以外では使用してはいけない成分。日本ではヨヒンベ樹皮が「専ら医薬品として使用される成分本質 (原材料) 」の扱いとなっている。
【適応症】老衰性陰萎、衰弱性射精、神経衰弱性陰萎 等
【副作用】発疹、発赤、めまい、発汗、虚脱感 等

シルデナフィル (sildenafil)
シルデナフィルクエン酸塩が医薬品バイアグラ錠の有効成分として1998年に米国で承認。国内では1999年に医療用医薬品として承認された。
シルデナフィルクエン酸塩の適応症と主な副作用は、次のとおり。
【適応症】勃起不全
【副作用】頭痛、めまい、潮紅、消化器不良、腹痛、悪心、下痢など
【添付文書上の警告】高血圧及び狭心症の薬である硝酸剤あるいは一酸化窒素 (NO) 供与剤 (ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等) との併用により降圧作用が増強し、過度に血圧を下げることがあるのでご注意下さい。

タダラフィル (tadalafil)
日本では医薬品 (販売名:シアリス錠) の有効成分として承認。
【適応症】勃起不全
【副作用】頭痛や消化不良。心臓疾患のある人では心臓麻痺や心臓突然死、狭心症、心臓発作などの重篤な症状を起こす可能性もある。
【添付文書上の警告】高血圧及び狭心症の薬である硝酸剤あるいは一酸化窒素 (NO) 供与剤 (ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等) との併用により降圧作用が増強し、過度に血圧を下げることがあるのでご注意下さい。

■関連情報
カナダ保健省ウェブページ (2020年11月25日、英語) →「Unauthorized products may pose serious health risks」
外国製健康食品の入手や個人輸入等についての注意事項等→「健康食品や医薬品、化粧品、医療機器等を海外から購入しようとされる方へ (厚生労働省作成2012年版) 」

その他の注意喚起情報→「被害関連情報
健康食品に関する情報一覧→「最新ニュース

<国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所>



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