厚生労働省と長崎県が医薬品成分 (エフェドリンなど) を含む製品に注意喚起 (200818)

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■タイトル
厚生労働省と長崎県が医薬品成分 (エフェドリンなど) を含む製品に注意喚起 (200818)


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■注意喚起および勧告内容
2020年8月14日、厚生労働省と長崎県が医薬品成分 (エフェドリンなど) を含む製品「JUNGLE KING (復刻品) 」 (右記写真:長崎県報道発表資料より加工転載) に注意喚起。長崎県は当該製品を摂取しないように、また、当該製品による健康被害が疑われる場合は、速やかに医療機関を受診するように勧告。

■解説
これは、長崎県による買上調査によって判明した事例。インターネットで販売されていた当該製品の成分検査を行ったところ、医薬品成分であるエフェドリン、プソイドエフェドリン、メチルエフェドリンが検出された。その他、ノルエフェドリン、ノルプソイドエフェドリンが検出されていることから、当該製品にマオウが含まれている可能性がある。
現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については報告されていないが、当該製品の使用により健康被害が発生するおそれが否定できないため、当該製品を使用している場合、使用を中止するよう、また、健康被害が疑われる場合は、速やかに医療機関を受診するよう勧告している。

■関連成分
エフェドラ (Ephedra)

エフェドラは「麻黄 (マオウ) 」と呼ばれ、有効成分としてエフェドリンを含む植物。エフェドリンによる有害事象として、めまいや頭痛、食欲減退、不安神経症、胃腸障害、不眠、高血圧などがあり、死に至る危険性もある。エフェドリンとカフェイン、その他の興奮剤を同時に摂取すると、めまい、震え、頭痛、不整脈、心臓発作、精神病、脳卒中などの有害事象が誘発される可能性がある。特に、心臓疾患や高血圧症、甲状腺疾患、糖尿病、不安神経症、緑内障、褐色細胞腫などの疾患がある人は、症状を悪化させる可能性がある。また、妊婦や授乳婦の使用は禁忌。
日本ではエフェドラは「専ら医薬品成分として使用される成分本質 (原材料) 」にあたり、食品として使用することは出来ないが、インターネットなどを利用した個人輸入では意図せず入手する可能性もあるため、注意が必要。

メチルエフェドリン
国内では医薬品(塩酸メチルエフェドリン)としての承認があるが、血清カリウム値の低下や心悸亢進、食欲不振、発疹、口渇などの副作用が起こる可能性がある。

■関連情報
厚生労働省ウェブページ (2020年8月14日) →「医薬品成分を含有する製品の発見について」
外国製健康食品の入手や個人輸入等についての注意事項等→「健康食品や医薬品、化粧品、医療機器等を海外から購入しようとされる方へ (厚生労働省作成2012年版) 」

その他の注意喚起情報→「被害関連情報」
健康食品に関する情報一覧→「最新ニュース」


<国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所>



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