カナダ保健省が未承認製品に注意喚起 (191031)

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海外/注意

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■タイトル
カナダ保健省が未承認製品に注意喚起 (191031)

■注意喚起および勧告内容
2019年10月30日、カナダ保健省 (Health Canada) が店舗から押収した未承認の22製品 (下記の一覧参照:写真はカナダ保健省ウェブページより加工転載) に対する注意喚起情報を公表。カナダ保健省は当該製品を使用しないように、また、使用して体調に不安を感じている場合は医療機関を受診するように勧告。

製品名写真関連成分
Rush Hour 72シルデナフィル
タダラフィル
Vita-X Revitalizing Capsules Extra Strengthシルデナフィル
Cardarine GWCardarine
CIA 25タダラフィル
DEC 200デカン酸ナンドロロン
DROSTANOLONE PROPIONATEプロピオン酸ドロスタノロン
EQ 200ウンデシレン酸ボルデノン
LGD 4033LGD-4033 (選択的アンドロゲン受容体調節薬)
MK 677 (Pharma Core)MK 677
MK 677 (Sarmsfit)MK 677
NAVAR 10オキサンドロロン
Norvotropソマトロピン
Ostarineオスタリン
PRO-STARINE 12.5オスタリン
RAD 140RAD 140
SUSTANON (Steel Corp)プロピオン酸テストステロン
フェニルプロピオン酸テストステロン
イソカプロン酸テストステロン
デカン酸テストステロン
TEST 400エナント酸テストステロン
デカン酸テストステロン
TEST-E 250エナント酸テストステロン
Thyrolan Metabolic Optimizerヨヒンビン
カフェイン
シネフリン
YK 11YK 11
Yohimbine HCL (Clean Lab)ヨヒンビン
Yohimbine (Eon Nutraceuticals)ヨヒンビン

製品名クリックで当サイト内関連情報表示;画像クリックで画像拡大

■解説
性機能改善、痩身、ワークアウトサプリメントを標榜して店舗で販売されていた当該製品は、医薬品成分が表示されていた、または過去に違反製品として摘発された製品と類似していたため、カナダ保健省により押収された。現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については不明。
カナダでは、販売が許可された健康製品(Health Products)には8桁の医薬品認証番号(Drug Identification Number (DIN))やNatural Product Number (NPN)、Homeopathic Medicine Number (DIN-HM)が表示されているので、カナダ保健省はその表示を確認するように勧告。

■関連成分
シルデナフィル (sildenafil)

シルデナフィルのクエン酸塩 (クエン酸シルデナフィル) が医薬品バイアグラ錠の有効成分として承認。なお、承認されているクエン酸シルデナフィルの適応と主な副作用は、次のとおり。
【適応】勃起不全
【副作用】頭痛、ほてり、視覚障害等
【添付文書上の警告】高血圧及び狭心症の薬である硝酸剤あるいは一酸化窒素 (NO) 供与剤 (ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等) との併用により降圧作用が増強し、過度に血圧を下げることがあるのでご注意下さい。

タダラフィル (tadalafil)
日本では医薬品 (販売名:シアリス錠) の有効成分として承認。
【適応】勃起不全
【副作用】頭痛や消化不良。更には心臓疾患のある人では心臓麻痺や心臓突然死、狭心症、心臓発作などの重篤な症状を起こす可能性もある。
タダラフィルを成分とする医薬品は、狭心症の薬である硝酸剤あるいは一酸化窒素 (NO) 供与剤 (ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等) との併用により降圧作用が増強し、過度に血圧を下げる可能性があるため併用しないよう警告。

ヨヒンビン (yohimbine)
ヨヒンベ (yohimbe,アカネ科のPausinystaliayohimbe、西アフリカ原産の高さ30 mになる常緑性の木) の樹皮に含まれる主要なアルカロイド。ヨヒンビンは劇薬であり、妊婦・授乳婦または小児は使用するべきではなく、専門家の指示のもと以外では使用してはいけない成分。日本ではヨヒンベ樹皮が「専ら医薬品として使用される成分本質 (原材料) 」の扱いとなっている。
【適応】老衰性陰萎、衰弱性射精、神経衰弱性陰萎 等
【副作用】発疹、発赤、めまい、発汗、虚脱感 等

シネフリン
陳皮 (チンピ)、枳実 (キジツ) 、呉茱萸 (ゴシュユ) など、ミカン科植物を基原とする生薬に含まれるアルカロイドで、血管収縮作用、血圧上昇作用、気管支筋弛緩作用が認められている。エフェドリンと化学構造が類似しているため、エフェドリン同様、カフェインならびにその他の興奮剤と同時に摂取すると、めまい、ふるえ、頭痛、不整脈、心臓発作、精神病、脳卒中など、有害事象が誘発される可能性がある。

■関連情報
カナダ保健省ウェブページ (2019年10月30日更新、英語) →「Unauthorized products may pose serious health risks」
外国製健康食品の入手や個人輸入等についての注意事項等→「健康食品や医薬品、化粧品、医療機器等を海外から購入しようとされる方へ (厚生労働省作成2012年版) 」
健康食品に関する注意喚起情報→当サイト「最新ニュース」



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