特定保健用食品:商品詳細
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商 品 詳 細

商品イメージ

食品名

パインファイバー

形態:食物繊維加工食品(粉末)

内容量:300g(5g×10包×6袋)、150g(5g×10包×3袋)

製造あるいは販売者

松谷化学工業株式会社

住所:兵庫県伊丹市北伊丹5丁目3番地

電話番号:072−771−2001

許可された実際の表示

許可された年月

パインファイバーは食物繊維(難消化性デキストリン)であり、糖の吸収を緩やかにするので、血糖値の気になる方に適しています。

平成14年12月6日

適切な利用法

食事と共に1包を目安に、お茶に溶かしてお召し上がりください。

利用上の注意事項

飲みすぎ、あるいは体質・体調によりおなかがゆるくなることがありますが、一時的なもので心配ありません。血糖値に異常を指摘された方や、現に糖尿病の治療を受けておられる方は医師等にご相談の上ご使用ください。

関与成分についての解説

【関与成分および作用機序】
【成分の特性】
でん粉由来の水溶性食物繊維であり、低粘性・低甘味で水溶液はほぼ透明。耐熱性・耐酸性に優れており、様々な食品に応用しやすい。ミネラルの吸収阻害はなく、FDA(米国食品医薬品局)のGRAS(Generally Recognized As Safeの略称.米国における食品安全性に関する審査制度)にリストされた安全性の高い素材である。

【作用・効果および機序】
ラットおよびヒトを対象とした各種糖質負荷試験において、難消化性デキストリンは単糖類には影響を及ぼさず、二糖類以上の糖質に対して血糖上昇抑制効果を有することが確認されている。また、in vitro(試験管内で)およびin situ(生体内で)の試験において、二糖類の消化により生じたグルコースの吸収を抑制することが報告されている。これらの結果から、難消化性デキストリンは二糖類以上の糖質の吸収を緩やかにすることにより、食後血糖値の上昇を抑制することが明らかになった。さらに、ヒト試験において、難消化性デキストリンを食事と共に摂取することにより、食後の血糖値上昇を抑制することが確認されている。
この食後血糖上昇抑制効果は、難消化性デキストリンが食物繊維として2.7〜16gで認められている。

出典:
日本内分泌学会雑誌、68,623-635(1992)
日本栄養・食糧学会誌、46,131-137(1993)
日本内分泌学会雑誌、69,594-608(1993)
糖尿病、35,873-880(1992)
糖尿病、36,715-723(1993)
栄養学雑誌、53,361-368(1995)
日本栄養・食糧学会誌、45,21-25(1992)
日本食物繊維研究会誌、3,13-19(1999)
糖尿病、42,61-65(1999)

【関与成分の分析方法】
低分子水溶性食物繊維を含む食品に適用される酵素−HPLC法(1)に準じ、下記の操作を行う

1.酵素処理液の調整:各種酵素により炭水化物およびたんぱく質の消化を行う。
2.高速液体クロマトグラム用溶液の調整:イオン交換樹脂によりイオン性不純物質(たんぱく質、有機酸、無機塩類等)の除去を行い、難消化性デキストリンを濃縮する。
3.高速液体クロマトグラムで定量:得られた高速液体クロマトグラムより三糖類以上の画分中の難消化性デキストリン画分を求める。


出典:
(1) AOAC 2001.03:Journal of AOAC International、85,2,435-444(2002)

【関与成分の構造式】

安全性に関する評価

【ヒト試験】
研究1:
健常成人男女74名を対象とし、難消化性デキストリン(食物繊維として)5.8〜34.9gを単回摂取させた結果、臨床的に問題となる胃腸症状は認められず、下痢発症のED50値は難消化性デキストリン(食物繊維として)1.4g/kg体重と推定された(1)。

研究2:
血清総コレステロール値あるいは中性脂肪値が正常範囲上限値を超える成人男性12名を対象とし、難消化性デキストリン(食物繊維として)9g/食を1日3回、12週間連続摂取させた結果、試験期間中において下痢などの消化器症状を含め、難消化性デキストリンに起因する随伴症状は認められなかった(2)。

研究3:
高脂血症を伴ったインスリン非依存型糖尿病患者5名を対象とし、難消化性デキストリン(食物繊維として)17g/食を1日3回、12週間連続摂取させた結果、摂取期間中において下痢・腹痛などの副作用は認められず、臨床上問題となる所見も認められなかった(3)。

出典:
(1) 栄養学雑誌、51,31-37(1993)
(2) 日本食物繊維研究会誌、4,2,59-65(2000)
(3) 日本栄養・食糧学会誌、45,21-25(1992)

【動物・その他の試験】
研究1:
難消化性デキストリンの急性毒性試験として、雄性ICR系マウスを対象に難消化性デキストリン(食物繊維として)4.6〜18.3g/kg体重を単回経口投与した結果、死亡例は観察されず、LD50値は難消化性デキストリン(食物繊維として)18.3g/kg体重以上であると推定された。また、変異原性試験として、難消化性デキストリン(食物繊維として)37〜4580μg/プレートの用量で添加し、代謝活性化(S9Mix)の添加・非添加条件下で指示菌(ネズミチフス菌TA100、TA1535、TA98、TA1537、大腸菌WP2uvrA)の復帰変異コロニー数を計測した結果、微生物突然変異誘起性は陰性であることが確認された(1)。

研究2:
6週齢のSD系雄性ラット40匹を対象とし、難消化性デキストリン(食物繊維として)9.2〜18.3%水溶液を5週間連続投与し、血清総コレステロール、中性脂肪、HDL−コレステロール、総タンパク質、カルシウム並びに血清GOTおよびGPTを測定し、飼育終了後、各種臓器(肝臓、小腸、盲腸、結腸+直腸)の重量ならびに副睾丸および腎臓周囲の脂肪組織重量を測定した結果、難消化性デキストリンの連続投与によって、体重、各種臓器(肝臓、胃、小腸)重量、副睾丸および腎臓周囲の脂肪組織重量、血清総タンパク質、カルシウム、血清GOTおよびGPT活性に何ら影響を与えなかった(2)。

出典:
(1) 食品衛生誌、33,557-562(1992)
(2) 日本栄養・食糧学会誌、44,471-478(1991)

有効性に関する評価

【ヒト試験】
研究1:
健常成人男性6名を対象に、ショ糖30gに難消化性デキストリン(食物繊維として)2.7、5.5、27.9gを添加した炭酸水100mlを摂取し、摂取前、摂取30分後および60分後の血糖値を測定した結果、ショ糖負荷後の血糖値の上昇率は難消化性デキストリン(食物繊維として)2.7および5.5g添加時のみ有意に低下が見られた(1)。

研究2:
健常成人男性10名を対象に、難消化性デキストリン(食物繊維として)4gを含有した緑茶飲料340gをうどん定食と共に摂取し、摂取前、摂取30分後、60分後、120分後の血糖値を測定した結果、食後血糖値の有意な低下がみられた(2)。

出典:
(1) 糖尿病、36,715-723(1993)
(2) 日本食物繊維研究会誌、3,13-19(1999)

【動物・その他の試験】
研究1:
8週齢のSD系雄性ラットを対象に、ショ糖1.5g/kg+難消化性デキストリン0.075g(ショ糖投与量の1/20)、0.15g(同1/10)、0.6g(同2/5)、あるいは1.5g(同1/1)のショ糖30%水溶液を経口投与し、投与前、投与30分後、60分後、120分後における血糖値を測定した結果、難消化性デキストリン0.15g、0.6gおよび1.5g/kg添加条件において有意な血糖値上昇抑制効果がみられ、その効果は0.15g/kg添加条件(ショ糖の1/10量)において最も顕著に現れた(1)。

研究2:
3週齢のSD系雄性ラット42匹を対象に、ショ糖約65%の高ショ糖食で2週間予備飼育後、1群は高ショ糖食をそのまま、他の1群は高ショ糖食95部に難消化性デキストリンを5部添加した飼料を8週間連続投与した結果、高ショ糖群と比較して難消化性デキストリン添加高ショ糖群では空腹時血糖値およびフルクトサミン濃度は有意に低値であり、耐糖能障害の程度は軽減された(2)。

研究3:
8週齢のSD系雄性ラット39匹を対象に、各種糖質(グルコース、異性化糖、ショ糖、マルトース、乳糖およびマルトデキストリン)+難消化性デキストリン(食物繊維として)0.14g/kgの水溶液を経口投与し、投与前、投与30分後、60分後、120分後の血糖値およびインスリン分泌を測定した結果、血糖値上昇抑制作用はショ糖およびマルトースにおいて、またインスリン分泌抑制作用はショ糖、マルトースおよびマルトデキストリンにおいて有意に認められた(3)。

出典:
(1) 日本内分泌学会雑誌、69,594-608(1993)
(2) 糖尿病、35,873-880(1992)
(3) 日本栄養・食糧学会誌、46,131-137(1993)

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