カナダ保健省がシアン中毒を生じるおそれがある製品の自主回収情報を公表 (190604)

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■タイトル
カナダ保健省がシアン中毒を生じるおそれがある製品の自主回収情報を公表 (190604)

■注意喚起および勧告内容
2019年6月1日、カナダ保健省 (Health Canada) がシアン中毒を生じるおそれがあるビターアプリコット製品2製品 (下記の一覧参照) の自主回収情報を公表。

製品名製品コード
Apricot Power Bitter Raw Apricot SeedsEXP 0121
Apricot Power Apricot Seed Meal0218WF
March 2020


■解説
ビターアプリコットの種子には、体内でシアン化物を産生するアミグダリンなどが含まれているため、多量に摂取することでシアン中毒を生じるおそれがある。当該製品には摂取量に関する注意喚起が適切に記載されておらず、多量摂取につながる可能性があるため、業者 (Ecoideas Innovations Inc.) による自主回収が実施されている。現在のところ、当該製品との関連が疑われる健康被害については報告されていない。

■関連成分
アミグダリン (amygdalin)

アミグダリンはアンズ、ウメ、モモ、スモモ、アーモンド (ハタンキョウ) 、ビワなどのバラ科サクラ属植物の未熟果実の種子にある仁 (じん) に多く、未熟な果実の果肉や葉、樹皮にも微量含まれている主要なシアン化物産生性配糖体である。咀嚼、消化の過程で有毒なシアン化物を産生する。アミグダリンは果実の成熟に従い消失し、また梅干しや梅酒、梅漬けなどの加工はアミグダリンの分解を促進すると言われているため、通常、これらの加工品に残存するアミグダリンの量は非常にわずかであると考えられる。
欧州食品安全機関 (EFSA) は、アプリコットカーネルおよび生のアプリコットカーネル関連製品のシアン化物産生性配糖体の急性参照用量 (ARfD:ヒトが24時間又はそれより短い時間経口摂取した場合に健康に悪影響を示さないと推定される体重当たりの摂取量) を20μg/kg体重と設定している。

■関連情報
カナダ保健省ウェブページ (2019年6月1日、英語)
「Excessive Consumption of Apricot Power brand Bitter Raw Apricot Seeds and Apricot Seed Meal may cause Cyanide Poisoning」
外国製健康食品の入手や個人輸入等についての注意事項等→「健康食品や医薬品、化粧品、医療機器等を海外から購入しようとされる方へ (厚生労働省作成2012年版) 」
健康食品に関する注意喚起情報→当サイト「最新ニュース」
当サイト内でのアミグダリン情報
「アミグダリン、レートリル、レトリル」素材情報
「アミグダリンについて」



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