カナダ保健省が医薬品成分 (シブトラミン類似成分など) を含む製品に注意喚起 (190509)

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国外/注意

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■タイトル
カナダ保健省が医薬品成分 (シブトラミン類似成分など) を含む製品に注意喚起 (190509)

■注意喚起および勧告内容
2019年5月8日、カナダ保健省 (Health Canada) が医薬品成分 (シブトラミン類似成分など) を含む2製品 (下記の一覧参照:写真はカナダ保健省ウェブページより加工転載) に注意喚起。カナダ保健省は当該製品を使用しないように、また、使用して体調に不安を感じている場合は医療機関を受診するように勧告。

製品名写真検出された医薬品成分
Slim 30 UltraN,N-ジデスメチルシブトラミン
(シブトラミン類似成分)
Sugar Balancerレパグリニド
(糖尿病治療薬)

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■解説
カナダでの健康製品としての販売許可を得ずに販売されていた当該製品を検査したところ、医薬品成分が検出されたため、カナダ保健省により販売店舗から押収された。現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については不明。
カナダでは、販売が許可された健康製品(Health Products)には8桁の医薬品認証番号(Drug Identification Number (DIN))やNatural Product Number (NPN)、Homeopathic Medicine Number (DIN-HM)が表示されているので、カナダ保健省はその表示を確認するように勧告。

■関連成分
シブトラミン (sibutramine)

シブトラミンは、1997年に肥満抑制薬としてアメリカFDAの許可を受けたが、日本では未承認。副作用として血圧上昇および心拍数増加などが報告され、心臓病の方は服用を避けたほうがよいとされている。アメリカ国内ではFDAの許可後、2003年8月までに54例の死亡事例 (うち30例は心血管が原因) が報告された。2005年8月、FDAはシブトラミンの使用停止に関する消費者団体の請願書に対し、シブトラミンの使用に細心の注意を呼びかけ、その安全性を監視することにより、引き続き医薬品として承認していくことを公表した。しかし、心血管疾患歴のある患者では心血管疾患再発リスクが高くなるという欧州で実施されたSCOUT試験 (Sibutramine Cardiovascular OUTcome Trial) の結果をうけ、2010年10月、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでメーカーによる任意回収が決定。開発したメーカーはすでに販売・流通を中止している。2010年11月、インド医薬品規制当局 (Drugs Controller General of India、DCGI) も販売を禁止した。

■関連情報
カナダ保健省ウェブページ (2019年5月8日、英語) →「Testing finds pharmaceutical ingredients in unauthorized health products seized from Sunrise Lee Chinese Herbs Centre in Calgary, Alberta」
外国製健康食品の入手や個人輸入等についての注意事項等→「健康食品や医薬品、化粧品、医療機器等を海外から購入しようとされる方へ (厚生労働省作成2012年版) 」
健康食品に関する注意喚起情報→当サイト「最新ニュース」



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