シンガポールHSAがマホガニー種子の摂取に注意喚起 (181212)

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■タイトル
シンガポールHSAがマホガニー種子の摂取に注意喚起 (181212)

■注意喚起および勧告内容
2018年12月11日、シンガポールHSA (Health Science Authority) がマホガニー種子の摂取に注意喚起。因果関係が疑われる健康被害が7件報告されている。

■解説
シンガポールHSAは、シンガポール国内において、マホガニー (Swietenia macrophylla) 種子の摂取が原因と疑われる肝障害が、過去3年間で7件報告されたことを受け、注意喚起情報を公表した。
40代から70代の7名が、健康のため、または血糖、血圧のコントロールのためにマホガニー種子を摂取し始めてから1〜6ヶ月後に肝障害を発症した。全員が摂取中止により改善している。このうち5名は入院し、肝不全に至った者、腎障害や多発性関節炎を併発した者がいた。
患者のうち5名はシンガポールやマレーシアで入手した生のマホガニー種子を10個/月〜18個/日、2名はカプセル製品を間欠的に2個×2回/日摂取しており、うち1名はシンガポールのオンラインショップで入手したマレーシアブランドの製品「Natural Miracle Healer」を摂取していた (下記の一覧参照:写真はシンガポールHSAウェブページより加工転載) 。

生のマホガニー種子
(患者の1名が摂取していた製品のパッケージ)
Natural Miracle Healer
(患者の1名が摂取していたカプセル製品)

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患者のほとんどが糖尿病、高血圧、高コレステロール血症、脂肪肝などの疾患のため医薬品を併用していた。マホガニー種子は血糖や血圧のコントロールを助けるなどとして東南アジア諸国で伝統的に使用されているが、現時点で安全性や有効性の根拠となるヒト試験の報告はない。シンガポールHSAは、マホガニー種子製品を利用して肝障害が疑われる症状を生じた場合はすぐに医療機関を受診するように、また、疾患の治癒を謳う民間療法などを始める場合は医師に相談するように注意を促している。

■関連情報
シンガポールHSAウェブページ (2018年12月11日、英語)
「HSA Updates on Reports of Liver Injury After Consumption of Mahogany Seeds (Sky Fruit)」
外国製健康食品の入手や個人輸入等についての注意事項等→「健康食品や医薬品、化粧品、医療機器等を海外から購入しようとされる方へ (厚生労働省作成2012年版) 」
健康食品に関する注意喚起情報→当サイト「最新ニュース」



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