シンガポールHSAが医薬品成分 (シブトラミン) を含む製品に注意喚起 (180723)

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■タイトル
シンガポールHSAが医薬品成分 (シブトラミン) を含む製品に注意喚起 (180723)

■注意喚起および勧告内容
2018年7月20日、シンガポールHSA (Health Science Authority) が医薬品成分 (シブトラミン) を含む2製品 (下記の一覧参照:写真はシンガポールHSAウェブページより加工転載) に注意喚起。当該製品との関連が疑われる健康被害が1件報告されている。シンガポールHSAは当該製品を使用しないように、また、使用して体調に不安を感じている場合は医療機関を受診するように勧告。

製品名写真
Li Da Weight Loss Capsule
Chapter Plus By BackSlim


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■解説
当該製品は「ハーブ100%」、「副作用なし」などと宣伝され、痩身製品としてインターネットで販売されていたが、検査の結果、医薬品成分であるシブトラミンが検出された。「Chapter Plus By BackSlim」を使用した1名 (詳細不明) が心拍数増加を生じたと報告されている。
なお、「Li Da Weight Loss Capsule」と類似した製品において、以前にも医薬品成分の混入が報告されている (詳細はこちら→123) 。

■関連成分
シブトラミン (sibutramine)

シブトラミンは、1997年に肥満抑制薬としてアメリカFDAの許可を受けたが、日本では未承認。副作用として血圧上昇および心拍数増加などが報告され、心臓病の方は服用を避けたほうがよいとされている。アメリカ国内ではFDAの許可後、2003年8月までに54例の死亡事例 (うち30例は心血管が原因) が報告された。2005年8月、FDAはシブトラミンの使用停止に関する消費者団体の請願書に対し、シブトラミンの使用に細心の注意を呼びかけ、その安全性を監視することにより、引き続き医薬品として承認していくことを公表した。しかし、心血管疾患歴のある患者では心血管疾患再発リスクが高くなるという欧州で実施されたSCOUT試験 (Sibutramine Cardiovascular OUTcome Trial) の結果をうけ、2010年10月、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでメーカーによる任意回収が決定。開発したメーカーはすでに販売・流通を中止している。2010年11月、インド医薬品規制当局 (Drugs Controller General of India、DCGI) も販売を禁止した。

■関連情報
シンガポールHSAウェブページ (2018年7月20日、英語) →「HSA Alert: 'Li Da' and 'Chapter Plus' Sold Online Found to Contain Banned Substance Sibutramine」
外国製健康食品の入手や個人輸入等についての注意事項等→「健康食品や医薬品、化粧品、医療機器等を海外から購入しようとされる方へ (厚生労働省作成2012年版) 」
健康食品に関する注意喚起情報→当サイト「最新ニュース」
当サイトに掲載済みの当該製品関連情報
「シンガポールHSAが医薬品成分 (シブトラミンなど) を含む製品に注意喚起 (141110)」
「米国FDAが医薬品成分 (シルデナフィル類似成分など) を含む製品に注意喚起 (151007)」
「オーストラリアTGAが医薬品成分 (シブトラミンなど) を含む製品に注意喚起 (180328)」



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