米国FDAがサルモネラ菌混入のおそれがあるkratom製品の自主回収情報を公表 (180530)

画面を閉じる

 

 

発信者

構築グループ

本文

■タイトル
米国FDAがサルモネラ菌混入のおそれがあるkratom製品の自主回収情報を公表 (180530)

■注意喚起および勧告内容
2018年5月24日、米国FDA (U.S. Food and Drug Administration) がサルモネラ菌混入のおそれがあるkratom製品2製品 (下記の一覧参照:写真は米国FDAウェブページより加工転載) の自主回収情報を公表。

製品名写真
Pure Premium Potent Limited Release
Pink Bali
Pure Premium Potent White Maeng DA,
Bright Uplifting Energy

クリックで画像拡大

■解説
当該製品は2018年4月9日から5月16日までの期間、直接販売や店舗で流通していたが、ノースカロライナ州農業消費者サービス省による検査でサルモネラ菌が検出された。これを受けて、業者 (Badger Botanicals) は当該製品の販売を停止し、自主回収を実施している。現在のところ、当該製品との因果関係が疑われる健康被害については報告されていないが、米国では様々なkratom製品との関連が疑われるサルモネラ感染症が多数報告されている (詳細はこちら→12) 。
なお、kratom (クラトン、別名:アヘンボク、学名:Mitragyna speciosa) は使用によって痙攣発作、肝障害など様々な健康障害を生じる可能性や中毒性が指摘されており、米国FDAはいかなるkratom製品も使用しないよう注意喚起を公表している。日本ではkratom (省令名:ミトラガイナ スペシオーサ) およびこれに含まれる2物質 (7-Hydroxymitragynine 、Mitragynine) が指定薬物とされている (詳しくはこちら) 。

■関連成分
サルモネラ菌 (Salmonella)

グラム陰性の通性嫌気性桿菌で、腸内細菌科に含まれる細菌の一属 (1) 。幼児、または虚弱体質や高齢者においては重度または致命的な感染症を引き起こす可能性がある。また、健康な人においても、発熱、下痢、 吐き気、嘔吐、腹痛などの症状を引き起こし、まれに感染性動脈瘤、心内膜炎、関節炎のような重篤な症状を引き起こす可能性があるため、注意が必要。

■関連情報
米国FDAウェブページ (2018年5月24日、英語) →「Pious Lion Voluntary Recall Due to Possible Health Risk」
外国製健康食品の入手や個人輸入等についての注意事項等→「健康食品や医薬品、化粧品、医療機器等を海外から購入しようとされる方へ (厚生労働省作成2012年版) 」
健康食品に関する注意喚起情報→当サイト「最新ニュース」
当サイト内でのkratom関連情報→こちら
当サイトに掲載済みの当該製品関連情報
「米国FDAがkratom (クラトン) 製品との関連が疑われるサルモネラ感染症の事例を公表 (180222)」
「米国FDAがkratom (クラトン) 製品との関連が疑われるサルモネラ感染症の事例を公表 (続報) (180320)」



© National Institutes of Biomedical Innovation, Health and Nutrition. All Rights Reserved.