シンガポールHSAが医薬品成分 (デキサメタゾンなど) を含む製品に注意喚起 (180515)

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■タイトル
シンガポールHSAが医薬品成分 (デキサメタゾンなど) を含む製品に注意喚起 (180515)

■注意喚起および勧告内容
2018年5月14日、シンガポールHSA (Health Sciences Authority) が医薬品成分 (デキサメタゾンなど) を含む2製品 (下記の一覧参照:写真はシンガポールHSAウェブページより加工転載) に注意喚起。当該製品との関連が疑われる健康被害が1件ずつ報告されている。シンガポールHSAは使用している場合はすぐに医療機関を受診するように勧告。

製品名写真検出された医薬品成分
AUSBEE AUSTRALIA (R)
AUSBEE Herbal Powder Capsules
デキサメタゾン
クロラムフェニコール
クロルフェニラミン
イブプロフェン
テトラサイクリン
SHEN LOON SHE (TM) EDOLY CAPSULE
(神農氏 益多利)
デキサメタゾン
クロルフェニラミン

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■解説
マレーシアで流通していた当該製品との関連が疑われる健康被害が1件ずつ報告され、検査を行ったところ、医薬品成分が検出された。
・70代女性が、背部痛改善と健康増進のために、友人を介して入手した「AUSBEE AUSTRALIA (R) AUSBEE Herbal Powder Capsules」を約2年間摂取し、骨折の手術を受けたところ、急性副腎不全を生じ、重篤な血圧低下のため集中治療を要した。
・60代男性が、関節痛のために「SHEN LOON SHE (TM) EDOLY CAPSULE」を約10年間摂取していたところ、皮膚の薄弱化、紫色のあざ、高血圧および高血糖値を示し、デキサメタゾンの長期摂取によるクッシング症候群と診断された。

シンガポールHSAは、当該製品はステロイドを含むため、使用している場合は自己判断で中止せず、すぐに医療機関を受診するように勧告している。

■関連成分
デ/キサメタゾン (dexamethasone)

抗炎症作用が強く、作用の持続時間もステロイドの中で最も長い薬物。抗炎症や免疫抑制に使用されるが、糖尿病やムーンフェイスなどの副作用が起こる可能性がある。連用後、急に服用を中止すると重篤な離脱作用が起こることがあり、連用後の服用中止時には、徐々に減量するなど注意が必要な医薬品。

クロルフェニラミン (chlorpheniramine) 、フェニラミン (pheniramine)
抗ヒスタミン薬として、アレルギー性疾患 (蕁麻疹、アレルギー性鼻炎、結膜炎など) に使用されている。眠気を伴うことが多く、注意力の低下などの副作用が見られる。緑内障や下部尿路の閉塞性疾患 (前立腺肥大など) の方は症状が悪化するため禁忌。また、小児では興奮症状 (過剰運動、不眠、痙攣発作など) が見られることもある。

■関連情報
シンガポールHSAウェブページ (2018年5月14日、英語) →「HSA Alert: One Person Admitted to ICU and Another Developed Serious Adverse Reactions After Consuming Health Products Obtained Overseas」
外国製健康食品の入手や個人輸入等についての注意事項等→「健康食品や医薬品、化粧品、医療機器等を海外から購入しようとされる方へ (厚生労働省作成2012年版) 」
健康食品に関する注意喚起情報→当サイト「最新ニュース」
当サイト内でのデキサメタゾン検索結果→こちら、クロルフェニラミン検索結果→こちら



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