健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

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項 目

内 容

名称

アカシア樹皮抽出物 [英]Black Wattle bark extract [学名]Acacia mearnsii de Wild

概要

アカシア樹皮抽出物は、オーストラリア原産でマメ科のモリシマアカシアの樹皮から熱水抽出によって得られる。樹皮の熱水抽出物はポリフェノールを多く含み、接着剤や皮革製品の皮なめしなどに利用されている。俗に、「肌によい」「便秘によい」などと言われているが、ヒトでの有効性に関する十分な情報は見当たらない。安全性においては、サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関する信頼できる十分な情報が見当たらない。その他、詳細については「すべての情報を表示」を参照。

法規・制度

・モリシマアカシアの樹皮が「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料) 」に区分される (30) 。

成分の特性・品質

主な成分・性質

・カテキン、ガロカテキン、ロビネチドール、フィセチニドールなどを含む (PMID:23837032) (PMID:21192716) (111) (112) (113) (114) 。

分析法

樹皮抽出物に含まれるタンニンを重量で測定するハイドパウダー法やスティアスニー法、またUV法で分析した報告がある (114) 。
・樹皮抽出物に含まれるポリフェノールをスティアスニー法で分析した報告がある (115) (116) (117) 。
・樹皮抽出物に含まれるプロアントシアニジンオリゴマーをNMRおよびMALDI-TOF-MSで同定した報告がある (PMID:21192716)

有効性








循環器・
呼吸器


調べた文献の中に見当たらない。


消化系・肝臓

調べた文献の中に見当たらない。

糖尿病・
内分泌

RCT
・耐糖能異常 (糖負荷試験の120分値が140 mg/dL以上200 mg/dL未満) の成人34名 (試験群17名、平均49.6±1.5歳、日本) を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、アカシア樹皮抽出物より調製したアカシアポリフェノール250 mg/日を8週間摂取させたところ、空腹時の血糖値、インスリン値、HOMA-IR、HbA1cに影響は認められなかった(PMID:23837032)
・耐糖能異常 (糖負荷試験の120分値が140〜199 mg/dL) の成人13名 (平均50.77±7.3歳、日本) を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、アカシア樹皮抽出物より調製したアカシアポリフェノール250 mg (プロアントシアニジン120 mg含有) を単回摂取させ、5分後に白米200 gを摂取させたところ、白米摂取後120分までの血糖値 (IAUC) とインスリン値 (IAUC) に影響は認められなかった (2017175776) 。

生殖・泌尿器

調べた文献の中に見当たらない。

脳・神経・
感覚器

調べた文献の中に見当たらない。

免疫・がん・
炎症

調べた文献の中に見当たらない。

骨・筋肉

調べた文献の中に見当たらない。

発育・成長

調べた文献の中に見当たらない。

肥満

調べた文献の中に見当たらない。

その他

調べた文献の中に見当たらない。





試験管内・
動物他での
評価

調べた文献の中に見当たらない。

安全性

危険情報

<一般>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。
・有害事象として、下痢症状を起こす可能性がある (111) 。
<妊婦・授乳婦>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。
<小児>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。

禁忌対象者

調べた文献の中に見当たらない。

医薬品等との
相互作用

調べた文献の中に見当たらない。

動物他での
毒性試験

調べた文献の中に見当たらない。

AHPAクラス分類
及び勧告

・参考文献中に記載なし (22) 。

総合評価

安全性

・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。

有効性

(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・調べた文献の中に見当たらない。

参考文献

(22) メディカルハーブ安全性ハンドブック 第2版 東京堂出版 林真一郎ら 監訳
(30) 「医薬品の範囲に関する基準」 (別添2、別添3、一部改正について)
(80) 植物レファレンス事典 日外アソシエーツ
(PMID:23837032) Exp Ther Med. 2013 Jun;5(6):1566-1572
(PMID:21192716) J Nat Prod. 2011 Feb 25;74(2):119-28
(111) 応用薬理 2011 80(3-4) 43-52
(112) Biochem J 1959 74 44-9
(113) J.C.S Chem Comm 1978 700-2
(114) J.C.S.Chem Comm 1979 510-2
(115) Holzforschung 1993 47 57-61
(116) Holzforschung 1988 42 407-8
(117) Aust For 1990 53(3) 148-53
(2017175776) 薬理と治療 2016 44(10) 1463-9

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