健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

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項 目

内 容

名称

カキドオシ、レンセンソウ、カントリソウ [英]Ground Ivy [学名]Glechoma hederacea L.

概要

カキドオシはシソ科の多年草で、高さ5〜25 cm程度に生長する。俗に、「糖尿病によい」「肝臓によい」「腎結石によい」「消化器疾患によい」と言われているが、ヒトでの有効性については調べた文献に十分な情報が見当たらない。堕胎作用があるため、妊娠中の摂取はおそらく危険である。また、十分な情報が見当たらないため、授乳中は使用を避ける。発作性疾患、肝疾患に罹患している人は使用禁忌。その他、詳細については「すべての情報を表示」を参照。

法規・制度

・レンセンソウ (カキドオシ) 全草が「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料) 」に区分 (30) 。

成分の特性・品質

主な成分・性質

・ロスマリン酸 (rosmarinic acid) 、ウルソール酸、タンニン、ビタミンC、精油などを含む (94) (PMID:17268115)
・含有量は少ないが、精油には肝毒性、堕胎作用、刺激作用をもつプレゴン (pulegone、モノテルペンに分類される無色の精油) が含まれる (94) 。

分析法

・カキドオシ中の配糖体をNMRにて同定した報告がある (PMID:17268115)

有効性








循環器・
呼吸器


調べた文献の中に見当たらない。


消化系・肝臓

調べた文献の中に見当たらない。

糖尿病・
内分泌

調べた文献の中に見当たらない。

生殖・泌尿器

調べた文献の中に見当たらない。

脳・神経・
感覚器

調べた文献の中に見当たらない。

免疫・がん・
炎症

調べた文献の中に見当たらない。

骨・筋肉

調べた文献の中に見当たらない。

発育・成長

調べた文献の中に見当たらない。

肥満

調べた文献の中に見当たらない。

その他

調べた文献の中に見当たらない。





試験管内・
動物他での
評価

調べた文献の中に見当たらない。

安全性

危険情報

<一般>
・カキドオシ地上部抽出物を通常の食品に含まれている量を摂取する場合は安全性が示唆されている (94) が、過剰摂取すると胃腸粘膜や腎臓の炎症を引き起こす可能性がある (94) 。
<妊婦・授乳婦>
・カキドオシには堕胎作用があるため、妊娠中の摂取はおそらく危険である (94) 。
・授乳中の安全性は十分な情報が見当たらないため、使用を避ける (94) 。
<小児>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。
<その他>
・カキドオシ茶は、のどの腫脹、呼吸困難を起こす可能性がある (94) 。
・カキドオシは肝毒性があるプレゴンを含むため、注意が必要である (94) 。

禁忌対象者

・カキドオシは発作を誘発する可能性がある (94) ため、発作性疾患のある人は使用禁忌 (94) 。
・肝毒性があるプレゴンを含むため、肝疾患に罹患している人は使用禁忌 (94) 。
・腎臓病に罹患している人は、カキドオシの揮発精油は使用禁忌 (94) 。

医薬品等との
相互作用

<理論的に考えられる相互作用>
・カキドオシとペニーロイヤルには肝毒性があるプレゴンが含まれているため、併用は避ける (94) 。

動物他での
毒性試験

調べた文献の中に見当たらない。

AHPAクラス分類
及び勧告

・参考文献中に記載なし (22) 。

総合評価

安全性

・カキドオシ地上部抽出物を通常の食品に含まれている量を摂取する場合は安全性が示唆されているが、過剰摂取すると胃腸粘膜や腎臓の炎症を引き起こす可能性がある。
・カキドオシには堕胎作用があるため、妊娠中の摂取はおそらく危険である。
・授乳中の安全性は十分な情報が見当たらないため、使用を避ける。
・発作性疾患のある人、肝疾患に罹患している人は使用禁忌。
・腎臓病に罹患している人は、カキドオシの揮発精油は使用禁忌。

有効性

(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・調べた文献の中に見当たらない。

参考文献

(29) 牧野和漢薬草大図鑑 北隆館
(30) 「医薬品の範囲に関する基準」 (別添2、別添3、一部改正について)
(33) 世界薬用植物百科事典 誠文堂新光社 A.シェバリエ
(34) 有用植物和・英・学名便覧 北海道大学図書刊行会 由田宏一
(94) Natural Medicines
(PMID:17268115) Chem Pharm Bull (Tokyo). 2007 Feb;55(2):346-7.
(22) メディカルハーブ安全性ハンドブック 第2版 東京堂出版 林真一郎ら 監訳

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