健康食品等の素材情報データベース

注意!(1) データの無断転用,引用、商用目的の利用は厳禁.(2) 以下の情報は現時点(最終更新日時)で調査できた素材の科学論文情報です. 実際に販売されている商品に以下の素材が含まれているとしても,その安全性・有効性がここに紹介した情報と一致するわけではありません.(3) 詳細情報として試験管内・動物実験の情報も掲載してありますが,この情報をヒトに直接当てはめることはできません.有効性については,ヒトを対象とした研究情報が重要です.(4) 医療機関を受診している方は,健康食品を摂取する際に医師へ相談することが大切です.「健康食品」を利用してもし体調に異常を感じたときは、直ぐに摂取を中止して医療機関を受診し,最寄りの保健所にもご相談下さい.

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項 目

内 容

名称

カキ抽出物 (牡蠣抽出物) [英]Oyster [学名]Ostreidae、Crassostrea gigas THUNB. (Ostrea gigas THUNB.)

概要

カキ抽出物は、カキの軟体部 (カキ肉) もしくはカキ殻の抽出物であり、健康食品の素材として利用されている。カキは、イタボガキ科に属する二枚貝で、世界中に多種のカキ類が分布している。マガキ (Crassostrea gigas) 、ナガガキ、ケガキ、イタボガキなどがあり、古くから広く食され、養殖も世界各地で盛んに行われている。


●有効性
俗に、「強壮作用がある」「貧血を予防する」などと言われているが、人においては信頼できる十分な情報が見当たらない。


●安全性
サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報は見当たらない。



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法規・制度

■食薬区分
・カキ (マガキ、ボレイ) 貝殻、貝肉、貝肉エキス:「医薬品的効能効果を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料) 」に該当する。

成分の特性・品質

主な成分・性質

・カキ肉抽出物の上清に、3,5-dihydroxy-4-methoxybenzyl alcoholが含まれる (2018366783) 。
・牡蠣殻:炭酸カルシウムCaCO3を主成分 (80〜95%) とし、少量のリン酸カルシウムCa3 (PO4) 2の他、微量のMg、Al塩、Fe2O3などを含む (7) 。
・マガキの軟体部:グリコーゲン、亜鉛、タウリン、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどを含む (76) 。

分析法

-

有効性








循環器・
呼吸器


RCT
・2型糖尿病患者30名 (試験群15名、平均58.5±8.4歳、日本) を対象とした二重盲検プラセボ対照試験において、マガキ由来カキ肉抽出物3 g/日を12週間摂取させたところ、酸化関連マーカー (尿中8-OHdG) 生成速度に影響は認められなかった (2009140116) 。


消化系・肝臓

調べた文献の中に見当たらない。

糖尿病・
内分泌

調べた文献の中に見当たらない。

生殖・泌尿器

調べた文献の中に見当たらない。

脳・神経・
感覚器

調べた文献の中に見当たらない。

免疫・がん・
炎症

調べた文献の中に見当たらない。

骨・筋肉

調べた文献の中に見当たらない。

発育・成長

調べた文献の中に見当たらない。

肥満

調べた文献の中に見当たらない。

その他

調べた文献の中に見当たらない。





試験管内・
動物他での
評価

調べた文献の中に見当たらない。



安全性

危険情報

<一般>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。
<妊婦・授乳婦>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。
<小児>
・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。
<被害事例>
カキ肉摂取によるアレルギーが報告されている (PMID:25946773) (PMID:12396966)

禁忌対象者

調べた文献の中に見当たらない。

医薬品等との
相互作用

調べた文献の中に見当たらない。

動物他での
毒性試験

1. TDLo (最小中毒量)
・水抽出物を投与:ラット経口 (間欠的) 3.5 g/kg/1週 (91) 。

AHPAクラス分類
及び勧告

-

総合評価

安全性

・サプリメントなど濃縮物として摂取する場合の安全性に関して信頼できる十分な情報が見当たらない。
・カキ肉摂取によるアレルギーが報告されている。

有効性

(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。)
・信頼できる十分な情報が見当たらない。

参考文献

(91) Registry of Toxic Effects of Chemical Substances (RTECS).
(7) 中薬大辞典 小学館
(76) 日本食品大事典 医歯薬出版株式会社
(2009140116) Progress in Medicine. 2009 29 (2): 471-476.
(PMID:12396966) Allergol Immunopathol (Madr). 2002 Sep-Oct;30(5):300-3.
(PMID:12396966) Allergol Immunopathol (Madr). 2002 Sep-Oct;30(5):300-3.
(PMID:25946773) Isr Med Assoc J. 2015 Mar;17(3):188-9.
(2018366783) 薬理と治療. 2018; 46(3): 383-91.

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